ときどきニュースなどで、
「運転中に発作を起こし、・・・」
などのような、運転中の急病による交通事故が発生しています。
比較的多くの人にとって、他人事と感じてしまうかもしれませんが、
運転中は、発作や失神などが起こりやすい
という点に注意する必要があります。
全ての急病の事例に当てはまるわけではありませんが、
運転中に血圧が上昇する
ことが理由となり、発作などが引き起こされると指摘されることがあります。
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■正常な血圧値について
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この記事を読んでいる方が若い方の場合、普段は「血圧」について意識していないことが多いと思います。
厚生労働省による情報では、血圧値の数値により
「至適血圧」~「重症高血圧」まで区分がされています。
上の画像を見ると、正常血圧となるのは、
収縮期血圧:130mmHg未満
拡張期血圧: 85mmHg未満
の両方を満たしているときに、健康な状態であるとされています。
しかし、注意しなくてはならないのは、
運転中に血圧が上昇する
という点になります。
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■運転中の血圧値について
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自動車のキーレスエントリーシステムや電動パワステなども手掛ける
「オムロン」のサイトの情報によると、
30km~40km程度の「安全運転」 → 平均25mmHgの上昇
60km~80km程度の「スラローム」 → 平均43mmHgの上昇
となるそうです。
つまり、正常血圧に区分される健康な方が、
収縮期血圧:120mmHg
の場合でも、
・安全運転中:120+25=145mmHg (軽症高血圧、収縮期高血圧)
・高速走行時:120+43=163mmHg (中等症高血圧、収縮期高血圧)
に相当する血圧値にまで上昇することが分かり、ほぼ全ての人にとって
運転中の急病
と無関係ではないこと分かります。
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■ストレスをためない・ためさせない運転を!
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このように、運転中はほとんどの人が「高血圧」の状態になり、それに関連する急病が生じやすい状況になっています。
そのため、自分や他のドライバーが急病による事故を起こさない・起こさせないために、
ストレスをためない、ためさせない運転をする必要がある
ことが分かります。
・思いやりのある運転
・譲り合いの精神
などは、安全運転に必要であることが言われていますが、自分自身の健康状態にも良い影響を及ぼすことが期待できます。
運転中は、事故や病気を防ぐために、できるだけ余裕のある運転を心がけたいものですね。
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【参考リンク】
厚生労働省 [血圧を調べる検査]
http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/kenkou/seikatu/kouketuatu/inspection.html
オムロン [はじめよう!ヘルシーライフ]
http://www.healthcare.omron.co.jp/resource/life/62
東京海上日動 [運転と健康の関係]
http://www.tokiomarine-nichido.co.jp/world/guide/drive/201201.html
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Posted at 2013/04/08 01:01:45 | |
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