2013年04月08日
運転中の急病、その原因は高血圧?


ときどきニュースなどで、

「運転中に発作を起こし、・・・」

などのような、運転中の急病による交通事故が発生しています。



比較的多くの人にとって、他人事と感じてしまうかもしれませんが、

運転中は、発作や失神などが起こりやすい

という点に注意する必要があります。


全ての急病の事例に当てはまるわけではありませんが、

運転中に血圧が上昇する

ことが理由となり、発作などが引き起こされると指摘されることがあります。


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■正常な血圧値について
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この記事を読んでいる方が若い方の場合、普段は「血圧」について意識していないことが多いと思います。

厚生労働省による情報では、血圧値の数値により「至適血圧」~「重症高血圧」まで区分がされています。





上の画像を見ると、正常血圧となるのは、

収縮期血圧:130mmHg未満
拡張期血圧: 85mmHg未満


の両方を満たしているときに、健康な状態であるとされています。


しかし、注意しなくてはならないのは、

運転中に血圧が上昇する

という点になります。


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■運転中の血圧値について
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自動車のキーレスエントリーシステムや電動パワステなども手掛ける「オムロン」のサイトの情報によると、

30km~40km程度の「安全運転」 → 平均25mmHgの上昇

60km~80km程度の「スラローム」 → 平均43mmHgの上昇


となるそうです。


つまり、正常血圧に区分される健康な方が、

収縮期血圧:120mmHg

の場合でも、

・安全運転中:120+25=145mmHg (軽症高血圧、収縮期高血圧)
・高速走行時:120+43=163mmHg (中等症高血圧、収縮期高血圧)


に相当する血圧値にまで上昇することが分かり、ほぼ全ての人にとって

運転中の急病

と無関係ではないこと分かります。


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■ストレスをためない・ためさせない運転を!
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このように、運転中はほとんどの人が「高血圧」の状態になり、それに関連する急病が生じやすい状況になっています。

そのため、自分や他のドライバーが急病による事故を起こさない・起こさせないために、

ストレスをためない、ためさせない運転をする必要がある

ことが分かります。



・思いやりのある運転
・譲り合いの精神

などは、安全運転に必要であることが言われていますが、自分自身の健康状態にも良い影響を及ぼすことが期待できます。

運転中は、事故や病気を防ぐために、できるだけ余裕のある運転を心がけたいものですね。




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【参考リンク】

厚生労働省 [血圧を調べる検査]
http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/kenkou/seikatu/kouketuatu/inspection.html

オムロン [はじめよう!ヘルシーライフ]
http://www.healthcare.omron.co.jp/resource/life/62

東京海上日動 [運転と健康の関係]
http://www.tokiomarine-nichido.co.jp/world/guide/drive/201201.html

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Posted at 2013/04/08 01:01:45 | コメント(2) | トラックバック(0) | コラム | イベント・キャンペーン