2013年04月04日
思い込みは事故の元?

自動車学校などで教わったと思いますが、「大丈夫だろう…」という思い込みや過信が交通事故の発生する原因となるようです。

よく言われるのは、「~だろう」という運転から「~かもしれない」とするように言われますが、

・思い込みを防ぐ方法
・過信せずに慎重になる方法


については、あまり説明を受けたことはありません。


つまり、思い込みが危険なのは分かっていても、その改善方法については一般化されていないということでしょうか?



本日は、あまり記事のネタになるようなことも思い付きませんでしたので、「思い込みの多さ」を実感していただくために、思い込みで異なる解釈をしているだろうと思われることわざなどをご紹介します。



■「情けは人の為ならず」

このことわざは、中学生のときに覚えたような気がしますが、

「人に情けをかけることは、その人の為にならない!」

と解釈している方はいませんか?


本来の意味は、

「人に情けをかけ、親切にすることで、結局は自分のためになる!」

という意味になります。


自動車を運転しているときに、順番を譲ったり、相手に思いやりのある運転を心掛けると、いつかは自分にもしてもらえるときが来るのでしょうか?

他のドライバーへの思いやりが、自分のためになるのなら、それはそれで良いことですね♪



■「気が置けない人」

「彼は、気が置けない人だね!」というときは、

「彼は、油断ならない人だね!」
「気を付けないと、だまされるよ。」


のような使い方をしていませんか?


気が置けないの「気を置く」は、

・気遣いをすること
・気を使うこと

の意味で使用されています。


そのため、「気が置けない人」は、

「気を遣う必要のない人」
「遠慮する必要のない人」


ということで、簡単にいうと仲間や友人のことを意味する言葉です。


このブログを通じて、皆さんとは、"気が置けない人"と言われるようになりたいですね♪



■「君子豹変す」

少し感じが難しいですが、「くんしひょうへんす」と読みます。

君子が、立派な人のことを指していることは分かると思います。しかし、「豹変す」を悪い方に変化するととらえがちな言葉になります。

本来の意味は、

「過ちを改めることができる立派な人」

となり、よい意味で使用される言葉になります。


これは、「易経(えききょう)」という古代中国の書籍に登場する言葉で、

「君子豹変す、小人は面(おもて)を革(あらた)む」

と続きます。


後半の「小人は面を革む」の「面」は、顔や態度を、「革む」は「改める」と考えて問題ありません。

つまり、「小人は、状況に応じて態度を変えているだけ」という意味になります。

正しいものは正しい、誤りは誤りとして筋が通っているのは素晴らしいことですね!



少し長くなりすぎてしまいますので、この辺にしておきますが、「犬も歩けば棒にあたる」なども間違えているケースがあります。

これ以上、余計な説明を増やさないようにするのが無難でしょうか?




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Posted at 2013/04/04 01:01:12 | コメント(1) | トラックバック(0) | コラム | イベント・キャンペーン