セロトニンの説明の前に「ホルモンとは何だろう?」と考えると、難しいと思います。
ホルモンは、人間の体の健康維持に役立つはたらきをする、ごく微量の物質(タンパク質など)のことです。
よく人間の血液を「50mプールに張られた水」に例えると、ホルモンは「スプーン1杯」ほどの量になるといわれます。
そのホルモンのなかでも、「セロトニン」は、「ドーパミン」「ノルアドレナリン」とともに3代神経伝達物質といわれています。
本日は、セロトニンについての基本的なことをご紹介します。
セロトニンは、脳内にあるホルモンで、一般に
「脳の興奮や不快感を鎮めるはたらきがある物質」
と説明されます。
簡単にいうと、心のバランスを整える作用があるものです。セロトニンが不足した状態になると、イライラしたり暴力的になるなどの問題が生じます。
逆にセロトニンが十分に分泌されている状態は、
ストレスに強い
状況です。
自動車の運転でも、他のドライバーとコミュニケーションがとれなかったり、疲労によってストレスを感じることがあります。
そのようなときに、脳の不快感や興奮を抑えてくれるのが「セロトニン」というホルモンになります。
セロトニンが正しく分泌されるためには、一般に
(1)日光に浴びること
(2)適度な運動をすること
(3)バランスの取れた食生活を送ること
が大切であると言われています。
まず、「朝起きてから、少し体を動かした後」は、セロトニンが分泌され、脳のコンディションが最も良い状態にあります。
このような時間を使って
・新しいアイデアの考えをまとめる
・ブログの記事を更新する
などの作業をすると、とてもはかどります。
さらに、牛乳や大豆・ゴマなどに、セロトニンを増やしてくれるアミノ酸(トリプトファン)が含まれていますので、積極的に摂るようにすると効果的です。
朝は、セロトニンが分泌され、脳のコンディションがいいと説明しました。
しかし、「夜」になると、セロトニンの分泌は抑えられ、メラトニンという「眠り」を誘うホルモンの分泌が増えます。
島田洋七さんの小説、『佐賀のがばいばあちゃん』では、
「悲しい話は夜するな。つらい話も昼すれば何ということもない。」
というセリフが印象的でした。
小説に登場する"ばあちゃん"は、経験で言ったのだと思います。しかし、夜、セロトニンが不足している状態は、脳の感情系のはたらきが優位な状態ですので、
「悲しい」という感情が増幅される
ことになります。
同様に、夜に思いついた仕事上のアイデアについても「過大評価」してしまうことが多くなるそうです。
自動車の運転だけでなく、仕事でも「脳のコンディション」は重要です。
年末年始で長距離ドライブを計画している人も多いと思いますが、計画的な休憩・仮眠をとり、脳の負担や疲労を軽減することも考えるようにしましょう。
MKJPでは、皆様からのお友達の申請をいつでも歓迎します!
申請方法は、プロフィールページの「お友達に誘う」のバナーをクリックして、
メッセージを送信するだけです♪
申請ページ(プロフィール)はこちらです!
http://minkara.carview.co.jp/userid/1400958/profile/
Wikipedia [セロトニン]
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BB%E3%83%AD%E3%83%88%E3%83%8B%E3%83%B3
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
Posted at 2013/12/22 12:11:31 | |
トラックバック(0) |
コラム | イベント・キャンペーン