2013年05月31日
梅雨でも洗車をした方が良い理由、それは「酸性雨」


中学生のときに酸性・アルカリ性について習ったと思いますが、得意だった方、あまり得意ではなかった方もいると思います。

今日は、酸性の雨、つまり、「酸性雨」について簡単にご紹介します。


■酸性雨は、どのくらいの"酸性"?



酸性雨の原因となるのは、工場から出る煙ばかりでなく、私たちが乗っている自動車の排気ガスも酸性雨の原因となります。

そして、1年のうちで最も酸性雨の被害が多くなるのは、6月から8月(9月)頃までと言われています。

また、酸性雨の定義は、

 pHが5.6以下の雨

ですが、

 ・ビールや発泡酒・・・pH 3.8~4.1
 ・梨の果汁・・・・・・pH 4.5~5.1


となりますので、思っている以上に強い「酸」であると考えられます。


また、酸性雨は、大気中の「窒素酸化物」「硫黄酸化物」と空気中の水分が反応して降るものですので、

降り始めに強い酸性となる

傾向があるそうです。



■酸性雨で問題となるのは?



自動車の排気ガスなどが原因となって酸性雨が降ることになりますが、

自動車のボディ(塗装)

が酸性雨により影響を受けてしまうのは、避けたいと考える方は多いと思います。


梅雨の季節は、「洗車をしても、すぐにまた汚れるから・・・」という理由で洗車をしなくなる方もいると思いますが、

ボディを長持ちさせるためには、雨の後に洗車をするべき

と言われています。


そして、酸性雨そのものを予防するため、普段から空ぶかしや急発進など、燃費を悪くするような走行は控えるようにした方が良いのは当然ですが、その上で、「雨が降った後に、軽く水で洗い流す」という対策をしておくと、万全ではないかと思います。


また、予算に余裕のある方は、ボディコーティングをしておくことも、有効な対策になると考えられます。

これから、雨が降る回数が多くなりますが、愛車のボディを長持ちさせるために、洗車も忘れずにするようにしましょう!



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【参考リンク】

気象庁 黄砂・酸性雨について
http://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/faq/faq20.html

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Posted at 2013/05/31 01:01:14 | コメント(10) | トラックバック(0) | コラム | イベント・キャンペーン
2013年05月30日
「子供だから定員オーバーでも大丈夫!」は本当?


通常、自動車の車検証には「乗車定員」が記載されていて、それを上回る人数を乗せて運転してしまうと、「定員外乗車」の違反になり、反則切符を切られてしまうことがあります。

しかし、誰かを自宅まで送り届けるため、あるいは、何らかの事情により、

乗車定員を超えて乗せたい

ときがあるのも事実です。


このようなシーンで小さな子供がいるときなど、

「子供が小さいから大丈夫!」

という方もいますし、「本当に大丈夫だろうか・・・」とヒヤヒヤしながら運転したことがある方もいると思います。



結論から言うと、

定員を上回る人数でも大丈夫なこともある!

が正解になります。



■定員を上回る人数でも大丈夫なときとは?

「子供だから大丈夫!」というときもありますよというと、驚かれる方もいると思いますが、そのカラクリは、

人数の数え方

です。


大人1人が「定員1人分」であるのは当然ですが、

12歳未満の子供は、1人あたり"定員3分の2人分"で計算

されます。





つまり、5人乗りの乗用車の場合、大人2人に12歳未満の子供を「4人」まで乗せることができます。



■シートベルトの数が足りない!?



ここで問題となるのは、シートベルトの数になります。

通常、5人乗りの乗用車の場合、シートベルトも5人分しか装備されていません。

しかし、シートベルトは、「ある分だけ装着すれば良い」という決まりがありますので、不足する分については、装着義務が免除されます。



■やはり危険なことには変わらない!

乗車定員の人数を超えて乗ることができる場合があるとはいっても、危険な選択であることに変わりはありません。

シートベルトを装着しないで事故が発生したときに大けがをさせてしまったり、そもそも、大人数を乗せて運転するのは、技術的に難しくなることが考えられます。

そのため、日常的に乗車定員の人数を超えて乗るのではなく、病人を病院に運ぶなど"緊急"を要するときや、やむを得ない事情がある場合に、違反しない範囲で選択するのが良いと思います。

また、緊急を要する場合でも、スピード違反などについては免除されませんので、安全に注意して運転するようにしてください。



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【参考リンク】

道路運送車両の保安基準
http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S26/S26F03901000067.html

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Posted at 2013/05/30 01:01:56 | コメント(6) | トラックバック(0) | コラム | イベント・キャンペーン
2013年05月29日
オイル交換の不安!?『ガンになるって本当?』



DIYでメンテナンスなどをしている方は、

「エンジンオイルにさわると、ガンになる!」

という話しを聞いたことがあると思います。


日本人の3人に1人は、ガンにより死亡している事実もあり、

ぜんぜん気にしません!

という方もいる一方、

気になる・・・

という方もいると思います。


私たちの身の回りには、タバコや自動車の排気ガス、太陽光(紫外線)など、数多くの発ガン性物質があります。

それらの中で、エンジンオイルがどの程度危険なのかについて、簡単にご紹介します。



■そもそも、ガンってどういうこと?

難しく考えるとややこしいので、簡単にガンのイメージをご紹介します。

まず、ガンは、ガン細胞が増えて大きく育った「悪性腫瘍」という点は、ご存知だと思います。

その元になるガン細胞は、細胞分裂の失敗により発生します。



細胞の分裂は、中学か高校で習いましたが、

・デオキシリボ核酸(DNA)・・・設計図のようなもの
・リボ核酸(RNA)・・・設計図を読み取る大工さんのようなもの


の2つの働きで、「まったく同じ細胞を作り続けている」のが細胞分裂です。


そして、細胞分裂に失敗してしまったものは、

ガン細胞

で、コピーに失敗してしまった細胞が増殖すると、10年~30年後の健康診断で

「ガンですよ!」

と医者に宣告されることになります。


しかし、この細胞分裂の失敗は、健康な成人でも

1日に5000回

生じていますので、ガンになるかどうかは「免疫」によるところが大きいと言われています。



■エンジンオイルは、どの程度危険か?

発がん性物質が「どの程度、発がんに影響するものか?」という点は、世界ガン研究機関(IARC)が動物実験や実データを元に研究・公表されています。

そして、その基準は、

Group1 :ヒトに対する発ガン性が認められる
Group2 :ヒトに対する発ガン性があると考えられる
Group2A:ヒトに対する発ガン性がおそらくある
Group2B:ヒトに対する発ガン性が疑われる
Group3 :ヒトに対する発ガン性が分類できない
Group4 :ヒトに対する発ガン性がおそらくない

に区分されるものです。





このように、エンジンオイルに注意書きがされている場合がありますが、IARCの区分には、記載がされていませんでした。

一般的には、PCAという物質が多く(3%以上)含まれているときに、「ガンになる可能性がある」ということのようです。


※リンク先の発ガン性リスク一覧(Wikipedia)には、Group1に「鉱油(エンジンオイル)」がありますが、処理される前の状態、あるいは、粗処理の状態のものです。


ちなみに「Group1」に含まれる「発ガン性が認められる物質など」には、

・タバコ
・ヒ素
・カドミウム


などとともに、

・アルコール飲料
・木工の粉じん
・紫外線


などもあり、意外と身近に発ガン性物質などがあることが分かります。


厚生労働省などの公的な機関のサイトも調べてみましたが、注意されている情報は、発見できませんでした。


そのような理由で、「エンジンオイルに触れてガンになる!」というのは、

あまり気にしなくても良いのではないか?

という印象を受けました。





しかし、「それでも気になる!」という方もいると思いますので、その場合は、使い捨てのゴム(ビニール)手袋を使用してオイル交換をすると良いのではないでしょうか?



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【参考リンク】

Wikipedia [鉱油]
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%89%B1%E6%B2%B9

Wikipedia [IARC発ガン性リスク一覧]
http://ja.wikipedia.org/wiki/IARC%E7%99%BA%E3%81%8C%E3%82%93%E6%80%A7%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%82%AF%E4%B8%80%E8%A6%A7

IARC(英語)
http://monographs.iarc.fr/

team nakagawa [そもそもがんとは何か]
http://tnakagawa.exblog.jp/15670696/

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Posted at 2013/05/29 01:01:14 | コメント(8) | トラックバック(0) | コラム | イベント・キャンペーン
2013年05月28日
「通行帯違反は、ご存知ですか?」


高速道路などで、追い越し車線を走行し続けると「通行帯違反」となり、反則キップを切られてしまうことがあります。

この通行帯違反については、よく理解されていない方も多くいると思いますので、簡単にご紹介させていただきます。


■通行帯違反とは?

通行帯違反は、道路交通法20条1項に規定されています。




この規定によると、車両通行帯のある道路(追越し車線のある道路)を通行するときは、

・原則、最も左側の車線を走行
・3車線ある場合は、中央の車線を走行することも可能


となります。



そして、明確に禁止されているのは、

・理由なく追い越し車線(最も中央寄りの車線)を走行し続けること

です。


上の画像の場合だと、オレンジ色の自動車が通行帯違反となる可能性があります。



■追い越し車線を走り続けて、なぜ悪い?

最近では、通行帯違反について、警察の取締りも厳しく行われるようになったと言われていますが、「追い越し車線を走行し続けることが、そんなに悪いのか?」と感じてしまう方もいると思います。




追い越し車線を走行し続けたらいけない理由は、

・後続の車両が追いついた場合、左から追い越すことにつながる
・追い越し車線をゆっくり走行していると、後続車両との車間距離が縮まる


ことにより、事故を誘発してしまう危険性が高くなるからです。



■追い越し車線から戻れなくなったら?



また、追い越しをしたものの、その後の交通状況により、

戻れなくなってしまう

ことがあります。


都心部などの交通量の多い道路では、日常的にそのようなシーンがあると思いますが、元に戻れない場合は、そのまま走行し続けて問題ありません。

逆に、元の左の車線に戻れるにもかかわらず、戻らない場合に通行帯違反として取締りがされることがあるようです。

この「元に戻れるかどうか?」というのは、取締りを行う警察官の判断になり、明確な基準があるというわけではなさそうです。


また、通行帯違反は、高速道路でも一般道でも反則キップを切られる行為ですので、追い越しが済んだら元の車線に戻るようにしたほうが良いですね。


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【参考リンク】

道路交通法
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Posted at 2013/05/28 01:01:46 | コメント(6) | トラックバック(0) | コラム | イベント・キャンペーン
2013年05月27日
「名刺」の名前の由来とは?

名刺交換はビジネスでも頻繁に行われますが、今では、オフ会などでも名刺が作られることがあります。

本日は、前々から気になっていた「名刺の名前の由来」について調べてみました。

あまり自動車とは関係のないテーマですが、よかったら参考に読んでみてください。



■名刺の起源は、中国から



正確な記録は残っていないようですが、名刺の起源は7世紀~10世紀の「中国」と言われています。

当時の中国の名刺の利用方法は、

訪問先が留守のときに、自分が来たことを知らせるため、木や竹の札に名前を書いて残していた

という利用でした。


紙は紀元前2世紀頃に発明されていますが、まだまだ"高価"であったという理由で、木片や竹に名前を書いていたものと思われます。

そして、この名前を書く木や竹の札のことを

「刺(さし)」

と呼んでいたことで、日本に伝わってからは、「名刺」という呼び方になったようです。



■日本で使用され始めたのは、江戸時代から

日本で名刺が使用されるようになったのは、江戸時代からです。

当時の名刺のしようのされ方も中国と同じように、

訪問先が留守のときに、訪問を知らせるため

に使用されました。


その後、明治16年~20年あたりの鹿鳴館時代になると、社交を目的とした、今のような名刺交換がされるようになったそうです。



■名刺サイズについて

仕事に使用する名刺の場合、一般的に使用されている「55×91mm」でないといけない、という場合もあると思います。

しかし、オフ会などのプライベートで使用する場合は、通常よりも大きめのものを使用したり、欧米サイズ「51×89mm」を使用してみるのも良いと思います。


とくに欧米サイズを使用するようにすると、いくつかの種類の名刺を作り、

ローロデックス(ROLODEX)

で保管し、楽しむようなこともできます。





ローロデックスは、アメリカの経済学者・アーヴィング フィッシャーが開発した、名刺整理アイテムですが、日本で使用する場合、サイズの違いで若干、使いにくい印象を受けます。

しかし、欧米サイズの名刺用紙で作った、オリジナルの名刺を保管するには、ちょうど良いのではないかと思います。


自動車のドレスアップの方法について考えるのも楽しいですが、個性ある名刺を作るのも楽しい作業になると思います。

オリジナルの名刺作りにチャレンジしてみるのは、いかがでしょうか?


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【参考リンク】

めいし堂 [めいしに関する豆知識【名刺の歴史】]
http://meishi-do.net/mamechishiki_4

Wikipedia [鹿鳴館]
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%B9%BF%E9%B3%B4%E9%A4%A8

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Posted at 2013/05/27 01:01:28 | コメント(0) | トラックバック(0) | コラム | イベント・キャンペーン