2014年11月30日
パーツ交換後の純正部品は残すべき?

クルマの楽しみ方は人それぞれですが、パーツを社外品に交換して改造やドレスアップをして楽しむ方法があります。

マフラーやオーディオ、ホーンやステアリングなど、純正品から社外品に交換されている方も多いと思います。

純正品から社外品にパーツを交換した場合、

 純正パーツの処理をどうするか?

という問題が生じます。

インターネットオークションで売却したり、再利用不可能ということで廃棄処分してしまうケースもあるかもしれません。

本日は、純正パーツを残しておくことのメリットについて考えてみたいと思います。






自動車の純正部品を残しておくことのメリットの1つに

 車検のため

という理由があります。

違法な改造をしているわけではなくても、交換した社外品によっては、

 保安基準すれすれのパーツ

であることもあります。

車検対応のパーツに交換している場合でも、安心して車検に通すために純正部品に戻してから車検を受ける場合があります。

つまり、車検のときに「これでは車検にとおるか分からないよ!」といわれてしまったときに備えるという意味で、純正パーツを残しておくことにメリットがあります。






今の愛車から新しいクルマに乗り換えるときは、必ず下取りや買取査定という問題に直面します。

今の愛車にどんなにお金がかけられていようと、必ずしも査定にプラスに作用するというものではありません。

場合によっては、ノーマルの状態よりも査定額が下がる場合もありますので、

 下取価格や買取価格を上げるため

という意味でも純正部品を残す意味があります。

とくに車検非対応のパーツが取り付けられていると買取不能ということにもなりかねませんので、純正部品は大切に保管しておくことをおすすめします。






このように純正パーツを残しておくと、

 ・車検のとき
 ・次のクルマに乗り換えるとき


に役に立つことがあります。

しかし、パーツによっては、

 保管のためのスペースを要する

という問題が生じてしまいます。

取り外した純正のパーツが多くて、家族から苦情が出てしまうのも困りますよね。

そのため、原則として純正パーツは残しておき、状況に応じて、リサイクルや処分に回す純正パーツを決めるのがおすすめです。

取り外した後の純正パーツの取り扱いで悩む方もいると思いますが、皆さんは、どのような判断基準で純正パーツの"その後"を決めていますか?



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Posted at 2014/11/30 13:24:48 | コメント(1) | トラックバック(0) | コラム | イベント・キャンペーン
2014年11月28日
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MKJPメンテナンスDVDシリーズ待望の新作を発売しました!!(^0^)/
※各製品の詳細は画像のリンク先にてご紹介しております♪


RAV4(ACA31)メンテナンスDVD 内装&外装 Vol.1
Posted at 2014/11/28 19:03:02 | コメント(0) | トラックバック(0) | 新製品 | イベント・キャンペーン
2014年11月27日
自動車ローン延滞の3つのデメリット

自動車を購入するときに一括払いで購入する方もいるかもしれませんが、

 自動車ローン

を利用して購入する方も多いと思います。

銀行やクレジット会社(信販会社)などの自動車ローンがありますが、

 「うっかり延滞してしまった!」

という経験はありませんか?

「1度や2度は、誰にでもあるよ!」という意見もあるかもしれませんが、延滞のデメリットもありますので、ここで簡単にご紹介したいと思います。






まず、自動車ローンは、金融機関との取り引きになります。

金融機関との取り引きでは、これまでの履歴の情報(クレジットヒストリー)というものがあり、個人情報として信用情報機関に登録されています。

自動車ローンに申込んで審査にとおらないこともありますが、これは、申込んだ人の年収や希望額だけでなく、

 これまでの金融機関との取引の履歴に問題がある

ことが原因となっていることもあります。

「うっかり延滞してしまった!」という事実が登録されてしまうと、一定期間はデータベースに登録されますので、その後のローンの利用などに影響が生じてしまうことがあります。






一般に銀行、クレジット会社の順に金利が高くなる傾向にありますが、これは、あくまでも

 約束どおりの返済をした場合

の金利です。

支払日を過ぎてしまってからは、「遅延損害金」の利率での返済をすることになります。

3%~4%の自動車ローンの場合でも、

 遅延損害金の利率は14%~18%

近くに設定されていることもあります。

遅延損害金が日割り計算でされる契約で、ローンの残高が100万円あるときは、

 1日あたり493円(18%で計算)

もの利息が発生してしまいます。






ここまでの説明だけでも不安になってしまいますが、「期限の利益」についても理解しておく必要があります。

期限の利益というのは、簡単にいうと

 約束どおりの期限までに支払えばいい

という、ローンを組んでいる人の利益・権利のようなものです。

しかし、自動車ローンの契約をよく読んでみると、

 「支払に一度でも遅延があったときは、期限の利益を失い・・・・」

と書いてあると思います。

※契約内容により、若干、異なる場合があります。


このような契約の条項が記載されていた場合は、

 1度でも支払いに遅れたら、一括でローンの残高を返してもらいます!

という契約をしていることを意味します。

わずか1回の延滞で「一括で返済しなさい!」という話しはないと思いますが、契約上、いつでも一括返済が求められる状況になるのは、良いことではありません。


このように自動車ローンの延滞には、大きなデメリットがあることが分かると思います。

自動車ローンがあるおかげで、楽しいカーライフが送れるという部分もありますので、毎月の返済もキッチリとこなしていくようにしないといけませんね!



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goo辞書 [信用情報機関]
http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/jn2/250639/m0u/%E4%BF%A1%E7%94%A8%E6%83%85%E5%A0%B1%E6%A9%9F%E9%96%A2/

weblio [遅延損害金]
http://www.weblio.jp/content/%E9%81%85%E5%BB%B6%E6%90%8D%E5%AE%B3%E9%87%91

goo辞書 [期限の利益]
http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/jn2/265387/m0u/%E6%9C%9F%E9%99%90%E3%81%AE%E5%88%A9%E7%9B%8A/

弁護士ドットコム [自動車ローンについて]
http://www.bengo4.com/shakkin/1046/1176/b_118783/

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Posted at 2014/11/27 21:15:59 | コメント(0) | トラックバック(0) | コラム | イベント・キャンペーン
2014年11月25日
2速発進のデメリットとは?

MT(マニュアル・トランスミッション)車に乗られている方の中に、

 発進するときは2速から!

という方もいると思います。

自動車学校(教習所)では、基本に忠実な運転技術を学びますので、

「スタートは1速から!」

と厳しく指摘された方もいるのではないでしょうか。

本日は、"部品の摩耗"という側面から2速発進の問題点についてご紹介します。




路面の状況によっては、2速発進が必要なこともありますが、1速発進の場合に比べて

 クラッチの摩耗

が進んでしまいます。



クラッチは、エンジンの動力をタイヤに伝えたり、切り離したりするための機構のことをいいます。

基本的なことですが、

 クラッチ・ペダルを踏み込む → 動力が伝わらない
 クラッチ・ペダルを踏まない → 動力が伝わる


というものです。

自動車を発進させる際は、「半クラッチ」をうまく利用してスムーズなスタートができるようになりますが、

 1速でスタート → 低回転 & 短時間の半クラッチ
 2速でスタート → 高回転 & 長時間の半クラッチ


となることがわかります。

 (※長時間になるのは、スピードが乗るまで半クラッチ状態が続くためです。)


半クラッチの状態のときは、クラッチの摩擦材がこすれている状態になりますので、

 長時間の半クラッチを必要とする2速スタートでクラッチの摩耗が進む

ということが分かります。

また、半クラッチを長く続けるほど、熱を発生しますので、熱による部品の劣化などによる摩耗も進むと考えられます。






一般の乗用車とは異なり、トラックやバス、貨物車などについては、2速発進でも問題ないといわれています。

荷物を積載した状態のときに「1速発進」、空の状態のときは「2速発進」という使い方が想定されていますので、2速発進が当たり前という例外的なケースになります。

また、雪道や路面がぬかるんでいる場合は、1速発進ではなく、2速発進の方がスムーズで安全にスタートできます。

原則は1速発進となっていますが、例外もあるという点に注意してください。






1速発進が想定されている自動車は、

 やはり1速発進の方が燃費が良くなる

と考えられます。

クラッチの部品交換にかかる工賃も高くなりますので、

 1速発進は、お財布にもやさしい運転

になると思います。

2速発進がくせとなっている方もいるかもしれませんが、1速発進を意識してみるのもいいのではないでしょうか。



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Wikipedia [クラッチ]
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%83%83%E3%83%81

Wikipedia [マニュアルトランスミッション]
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%9F%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3

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Posted at 2014/11/25 23:49:17 | コメント(12) | トラックバック(0) | コラム | イベント・キャンペーン
2014年11月23日
大型トラック上部にある3つの緑のランプ(速度表示灯)

大型トラックの運転席の上に

 3つの緑色のランプ

があるのを見かけたことはありませんか?

現在では、3つの緑色のランプの装着義務はありませんが、1999年の法改正までは、道路運送車両の保安基準で装着が義務付けられていたものです。

この3つのランプは、

 速度表示灯

というものですが、名前からも分かるように大型トラックの速度を表示するためのものです。






速度表示灯が義務付けられていたのは、

 大型トラックの速度を直感的に把握できるため

という目的がありました。

大型トラックは、車体が大きくなりますので、直感的に速度を把握するのが難しくなります。

これを3つの緑のランプで、速度を視覚的に把握できるようにする装置が「速度表示灯」というものになります。






速度表示灯の装着義務がなくなったのは、

 ・輸入トラックに装着する必要があること
 ・速度表示灯の意味が普及しなかったこと


などがあります。

海外製のトラックには、速度表示灯が装着されていませんので、新たに装着するためのコストや輸入障壁となる点などが問題となっていました。

また、「速度表示灯の意味なんて知らない!」という方もいるのではないでしょうか?

残念ながら、速度表示灯の意味を知らない人がほとんどでしたので、あまり役立つものではないということで、装着義務がなくなったとも言われています。




しかし、速度表示灯は、1999年の法改正で装着義務がなくなりましたが、まだまだ見かけるチャンスはあると思います。

ランプの点灯の意味は、



上の画像のようになります。

点灯しているランプがなければ「停車中(徐行を含む)」、1つなら「0km超~40km/以下」、2つなら「40km超~60km/以下」、すべて点灯してるなら「60km超」という意味になります。

あと何年かすると、見ることができなくなると思いますので、見る機会があったら確認してみてはいかがでしょうか。



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参考リンク

Wikipedia [速度表示灯]
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%80%9F%E5%BA%A6%E8%A1%A8%E7%A4%BA%E7%81%AF

HONDA [Driving Tips]
http://www.honda.co.jp/faq/tips/manner_08.html

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Posted at 2014/11/23 21:23:20 | コメント(10) | トラックバック(0) | コラム | イベント・キャンペーン