自動車の基本的な機能は、「走る」「曲がる」「止まる」の3つだと言われますが、これらの機能のうち1つでもトラブルを抱えている状態では、安全で快適な走行はできません。
とくにドライバーの思うように「止まる」ことができな場合は、非常に危険な状態になります。
そこで、本日は、ブレーキの点検方法についてまとめてみたいと思います。
ブレーキフルードは、自動車の油圧式ブレーキにおいて、油圧系統内に充填されているオイルのことです。
運転中にブレーキペダルを踏んだときの力を確実にブレーキシステムに伝達させるはたらきがあります。
ブレーキフルードのトラブルには、
1.エアの混入
2.ブレーキフルード漏れ
3.ブレーキフルードの劣化
などがありますが、まずは、ブレーキフルードの量が適切な量であるかどうかを確認します。
点検方法は、エンジンルームにあるブレーキフルードのリザーバータンクを見つけ、側面にあるMINとMAXの間に液面があるかどうかを確認します。
ブレーキフルードの液面がMAXを超えて多すぎることは少ないと思いますが、少ない場合は、
・ブレーキフルードの漏れ
・ブレーキパッドの摩耗
が原因であることも考えられます。
ブレーキフルードの液量が少ない場合は、安易に「補充して終わり!」というものではなく、
「なぜ液量が減っているのか?」
がとても重要になります。
ブレーキフルードの液量を確認したら、次は車内でブレーキの点検を行います。
まず、エンジンを始動させた状態で、ブレーキペダルを何回か少し強めに踏み込み、
・床板とブレーキペダルの間隔
・ブレーキペダルを踏んだときの"踏みごたえ"
を確認します。
もし、ブレーキペダルが床板についてしまうほど踏み込めてしまったり、踏んだときの感触が"ふわふわ"するような場合は、
1.ブレーキフルードの液漏れ
2.エアの混入
が原因であることがあります。
ときどき確認してみて、少しおかしいな・・・と感じたときは、迷わずディーラーや整備工場で不具合の有無を確認してもらうようにしてください。
パーキングブレーキは、自動車を駐車させるときなどの
・補助的なブレーキ
と考えている方もいるかもしれませんが、メインのブレーキが故障したときの
・非常用ブレーキ
としての役割もあるものです。
フットブレーキと比較すると制動力は弱いものですが、確実に作動できるようにしておくことが重要になります。
パーキングブレーキの点検方法は、パーキングレバーを引いてみたときの
・ストロークの長さ
・引きごたえの硬さ
などで判断します。
一般には、この点検でパーキングブレーキに使用している
1.ケーブルの劣化や作動不良
2.ライニングの偏摩耗
を確認するためにしますが、ストロークの長さや引きごたえの硬さを自分で判断するのは難しいかもしれません。
「あれ、いつもと少し感覚が違うな・・・」と感じたときに詳しい人に確認してもらうのはもちろん、オイル交換やタイヤ交換をディーラーに依頼したときなどに点検してもらうと良いかもしれませんね。
ブレーキの点検は、フルード量の確認を除き"感覚"で判断するものですので、正常な状態の"感覚"を忘れないようにしておくことも重要です。
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Posted at 2014/01/31 12:29:56 | |
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