2013年04月06日
LLCの希釈に適した「水」とは?

ラジエータに入れるために使用するLLCは、通常30%~50%となるように「水」で希釈して使用します。

ラジエータに入れる希釈されたLLCは、「濃すぎても薄すぎてもダメ!」ということで、正確に希釈計算されている方もいると思います。

本日は、希釈されたLLCの濃度が適正となっている条件のもとで、どのような「水」を使用したら良いのか?について紹介したいと思います。


■水の種類について



LLCの希釈に使用する水には、

・水道水(軟水)
・ミネラルウォーター(硬水)
・精製水


などが考えられますが、最も適しているのは「精製水(純水)」になります。

私たちのカラダには、「ミネラルウォーター」が最も健康に良さそうなイメージがあります。しかし、LLCを希釈するための水として、最も適さないのが「ミネラルウォーター」となります。



■軟水と硬水の違いについて

聞いたことがあるかも知れませんが、水には、「軟水」「硬水」の違いがあります。

軟水と硬水の違いは、「水に含まれているミネラルの多さ」の違いになります。

ミネラルは、炭素・窒素・水素・酸素以外で、健康に欠かすことのできない物質のことです。
水の種類の違いを示す場合は、主に「カルシウム」と「マグネシウム」の濃度が指標として使用されています。

つまり、カルシウムやマグネシウムが少ない水を「軟水」、逆に多く含まれる水を「硬水」と言います。

硬水であるミネラルウォーターなどがLLCの希釈に適さないのは、

ミネラルがLLCの防錆成分と反応し、

・防錆効果の低下
・水あかなどの発生


の原因となります。

そのため、精製水を使用しない場合は、ミネラルウォーターではなく水道水の方が希釈に適していることになります。



■純水について

これに対して、不純物を全く(ほとんど)含まない水のことを「純水」と言います。

純水を入手するには、ショッピングサイトなどで「精製水」などで検索すると見つかると思います。

比較的入手しやすいものは、コンタクトレンズの保管・洗浄用に使用する500mlタイプのもので100円弱で購入できます。

工業用の精製水をまとめ買いする場合でも、20Lあたり1000円程度から購入できると思います。


通常は、水道水でも問題が生じることは少ないと思われますが、「より長く乗り続けたい!」という場合には、水(LLC)の管理も重要になります。

定期的なDIYによる交換とともに、希釈に使用する「水」にこだわりを持ってみるのも良いのではないでしょうか?



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【参考リンク】

Wikipedia [ラジエーター]
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A9%E3%82%B8%E3%82%A8%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%83%BC

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Posted at 2013/04/06 01:01:40 | コメント(0) | トラックバック(0) | コラム | イベント・キャンペーン