ラジエータに入れるために使用するLLCは、通常30%~50%となるように
「水」で希釈して使用します。
ラジエータに入れる希釈されたLLCは、
「濃すぎても薄すぎてもダメ!」ということで、正確に希釈計算されている方もいると思います。
本日は、希釈されたLLCの濃度が適正となっている条件のもとで、
どのような「水」を使用したら良いのか?について紹介したいと思います。
■水の種類について
LLCの希釈に使用する水には、
・水道水(軟水)
・ミネラルウォーター(硬水)
・精製水
などが考えられますが、最も適しているのは
「精製水(純水)」になります。
私たちのカラダには、「ミネラルウォーター」が最も健康に良さそうなイメージがあります。しかし、LLCを希釈するための水として、最も適さないのが「ミネラルウォーター」となります。
■軟水と硬水の違いについて
聞いたことがあるかも知れませんが、水には、
「軟水」と
「硬水」の違いがあります。
軟水と硬水の違いは、「水に含まれているミネラルの多さ」の違いになります。
ミネラルは、炭素・窒素・水素・酸素以外で、健康に欠かすことのできない物質のことです。
水の種類の違いを示す場合は、主に
「カルシウム」と「マグネシウム」の濃度が指標として使用されています。
つまり、カルシウムやマグネシウムが少ない水を「軟水」、逆に多く含まれる水を「硬水」と言います。
硬水であるミネラルウォーターなどがLLCの希釈に適さないのは、
ミネラルがLLCの防錆成分と反応し、
・防錆効果の低下
・水あかなどの発生
の原因となります。
そのため、精製水を使用しない場合は、ミネラルウォーターではなく水道水の方が希釈に適していることになります。
■純水について
これに対して、不純物を全く(ほとんど)含まない水のことを
「純水」と言います。
純水を入手するには、ショッピングサイトなどで「精製水」などで検索すると見つかると思います。
比較的入手しやすいものは、コンタクトレンズの保管・洗浄用に使用する500mlタイプのもので100円弱で購入できます。
工業用の精製水をまとめ買いする場合でも、20Lあたり1000円程度から購入できると思います。
通常は、水道水でも問題が生じることは少ないと思われますが、「より長く乗り続けたい!」という場合には、水(LLC)の管理も重要になります。
定期的なDIYによる交換とともに、希釈に使用する「水」にこだわりを持ってみるのも良いのではないでしょうか?
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【参考リンク】
Wikipedia [ラジエーター]
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A9%E3%82%B8%E3%82%A8%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%83%BC
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Posted at 2013/04/06 01:01:40 | |
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