2012年11月12日
おとといの中央自動車道の事故について


2日前の事故のニュースになりますが、愛知県小牧市の中央自動車道で、原付バイクに乗っていた76歳の原付バイクに中型トラックが追突し、原付バイクの運転手が後ろから走行してきた別の乗用車にはねられて亡くなるという事故がありました。





コメントの投稿できるニュースサイトや、Twitterの反応などを見ると、トラックの運転手を擁護する意見が目立っている点に特徴があるような気がします。


もちろん深夜の時間帯で、原付のテールランプしか確認出来ないような状況だと、自分でも見落としてしまうのでは?という気もしますし、「事故を防ぐことは難しい」とも感じてしまいます。


しかし、ここではあえて原付の運転手を擁護する立場で、この事故を考えてみたいと思います。

まず、事故のポイントとなるのが、

「どうして、高速道路に入ることが出来たのか?」

という点に尽きると思います。


もちろん高齢であることが理由で、標識などを見落としてしまった可能性は高いと思います。

しかし、バイクなどを運転したことがある方なら分かると思いますが、運転中の視線は前方ではなく、比較的近くの路面にあることが多いと思います。

原付バイクなどだと、マンホールの段差などでもバランスを崩してしまいますので、路面の変化に注意が行ってしまうものだと思います。


このような見落としで高速道路に入ってしまう前に、高速道路に進入する何らかの合図のようなものがあると良いような気がします。

例えば、路面に凹凸を付けたりして、高速に進入するときだけのものがあると良いと思います。


このバイクの運転手が高速に進入したのは、恐らく"料金所のない"入口から入ったと思われますので、そのポイントに何らかの工夫がされると良いような気がします。


とても残念な事故のニュースですが、高速道路の逆走と同じく、絶対に間違って入らないような工夫がされることを期待します。

被害者・加害者とも気の毒に感じるニュースだと思います。


Yahoo!ニュース [中央道に原付バイク トラックが追突後、車にはねられ男性死亡]
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20121110-00000147-fnn-soci
Posted at 2012/11/12 01:01:06 | コメント(2) | トラックバック(0) | コラム | イベント・キャンペーン