移動販売というと上の図のように、トラックやバンを改造して食品などの販売をすることが一般的だと思います。

そこで販売されているものは、アイスクリームやハンバーガー・コーヒーなど様々な商品が販売され、大人から子供まで、少しだけお祭りの気分を味わえる所に魅力があると思います。



なかには、本格的な厨房設備を装備させ、オムライスやパスタなどを販売されていることもあるようです。



しかし、移動販売を商売として考えたときに、車両の塗装やデザインなどは重要になると思いますが、ペイントだけで目だったり、周囲の雰囲気を一変させることには限界があるような気もします。


ここで、同じ移動販売でも「自転車」を利用した移動販売が行われている例がありましたので、少しだけ紹介したいと思います。





ニュースなどでも取り上げられていましたので、ご存知の方も多いと思いますが、最近では豆腐の移動販売に自転車やリアカーが使用され、昭和初期の頃の雰囲気を感じれるということで、とても人気があるようです。

このように、スーパーの陳列棚ではなく、昔ながらの方法で販売されていると、大豆の香りまでしてきそうな気分になってしまいます。





そして、次は、イギリスになりますが、自転車によって「ジントニック(お酒)」を販売しているそうです。

少し、レトロな雰囲気を感じる自転車に、石畳の町並みが見事にマッチしているのが印象的です。

ここでジントニックを購入して、店主と楽しい会話が楽しめそうな、そんな雰囲気を作り上げることに成功していますね。





そして、次は、鎌倉になります。こちらは、「POMPON　CAKES」というケーキ屋さんになります。

このケーキ屋さんのすごいところは、店舗を持たずに、毎日、鎌倉のどこかで販売をしているそうです。

お客さんにとっては、「今日は、どこで営業しているのか分からない！」ということで、「POMPON　CAKES」に出会えることがラッキーなこととして認識されているようです。

もちろん、Twitterでその日の営業拠点は知らせているそうですが、変わった販売方法であることは確かですね。





最後に紹介するのは、再びイギリスの事例になります。

こちらは、自転車を改造して、エスプレッソの移動販売を行っているようです。

この移動販売車（自転車）は、外観も特徴的で興味深いのですが、もう一つ大きな特徴があります。



その特徴は、自転車をこいだ時の動力を利用して、エスプレッソを入れるときに必要な高い気圧を作っているそうです。

自動車でも、エンジンの回転を利用して電気を発電したり、パワーステアリングのポンプを動作させたりしていますが、この自転車は、ペダルをこいだ時のエネルギーでエスプレッソを作っているそうです。





移動販売は、古くからある販売方法で、自転車からバイクへ、そして自動車へと進化してきました。

ここで、再び自転車に戻ってみると、また違った意味での新鮮さを感じることができます。

多くの人の工夫と努力で、私たちの生活や気持ちが豊かになっている気がしますね♪


ZECC
http://www.zecc.co.jp/ido.php

ぷち　名古屋観光
http://ameblo.jp/kitsuneiro/entry-10967821695.html

POMPON　CAKES
http://pomponcakes.com/

treehugger
http://www.treehugger.com/sustainable-product-design/velopresso-mobile-espresso-machine-built-bike.html

greenz
http://greenz.jp/2012/10/07/the_travelling_gin_co/