自動車のメンテナンスの中でも
「エンジンオイル交換」は大変重要になります。
そして、交換のためのエンジンオイルは、
「できるだけ高品質なものを!」
「安いエンジンオイルでも頻繁に交換する方が良い!」
など、それぞれこだわりを持って選択されていると思います。
本日のテーマは、エンジンオイルに含まれる
「硫黄」の働き(弊害)についてご紹介したいと思います。
■エンジンオイルの役割り
自動車のエンジンにとって、エンジンオイルが重要であると言われるのは、エンジンオイルの
「潤滑」「密封」「冷却」「防錆(ぼうせい)」「洗浄」の機能があるからです。
自動車のエンジンは非常に高価なパーツになりますので、エンジンを壊さないという意味で、エンジンオイルは非常に重要な役割を果たし、定期的な交換なども必要だと言われています。
■エンジンオイルの「ベースオイル」と「添加剤」
また、エンジンオイルは、ベースオイルに添加剤が加えられた状態で販売されています。
エンジンオイルのベースオイルとして使用されるものは、
・鉱物油
・合成油
であることが多く、「植物油」が使用されていたり、ベースオイルが混合されたものが使用されることもあります。
そして、このベースオイルに加えられる「添加剤」は、
・洗浄分散剤
・消泡剤
・酸化防止剤
・粘度指数向上剤
・流動点降下剤
など、様々なものがあります。
■エンジンオイルに含まれる硫黄
そして、通常、これらの添加剤に
「硫黄」が使用されていますが、エンジンオイルに含まれる「水分」や「熱」「酸化」などにより、
硫黄から硫黄化合物に変質
してしまいます。
この硫黄化合物には、硫黄酸化物(SOx)や硫化水素(H2S)などがあり、さらに変質して最終的には、
硫酸(H2SO4)
に変化します。
そして、硫黄が変化して生じた硫酸は、エンジンオイルに加えられる添加剤の「洗浄分散剤」と反応してしまい、
エンジンオイルの持つ「洗浄性能」が失われてしまうという問題があります。
したがって、エンジンオイルの「洗浄性能」を持続させるためには、「硫黄」ができるだけ少ない方が望ましいということになりますが、それを実現したエンジンオイルに
「ENEOS・サスティナオイル」というものがあります。
■ENEOS・サスティナオイルについて
ここでは、ENEOS・サスティナオイルについて特別推奨するというものではなく、比較的人気の高いエンジンオイルとしてご紹介させていただきます。
ENEOSの「サスティナ」というエンジンオイルは、「硫黄」の代わりに
ZP(ジンクピー:ジアルキルリン酸亜鉛)という物質を使用することで、硫黄の使用量を極限にまで減らすことができたエンジンオイルと紹介されています。
硫黄の使用量を減少させることに成功したことで、エンジンオイルの「洗浄性能」が長く持続することになります。
上の画像のように、エンジンオイルの洗浄機能が劣化していないことで、エンジンヘッドカバーもキレイな状態に保たれています。
昨日の「フラッシング」の記事の続きのような内容になりましたが、洗浄性能の落ちないエンジンオイルの選択をするというのも、一つの方法になるのではないでしょうか。
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【参考リンク】
出光 [エンジンオイルの役割]
http://www.idemitsu.co.jp/zepro/knowledge/aboutengineoil.html
ENEOS [SUSTINAシリーズ]
http://www.noe.jx-group.co.jp/carlife/product/oil/sustina/index.html
Wikipedia [硫黄]
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A1%AB%E9%BB%84
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Posted at 2013/02/23 01:01:03 | |
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