2012年07月26日
安全運転のための基礎講座「赤丸のヒミツとは?」赤丸のヒミツ?

まずは、次の画像をご覧ください。











これらの図の赤丸になっているところは何かご存じでしょうか?



実は、これらの赤丸のところは「眠気を覚ますツボ」になります。



夏休みということもあって、家族サービスやアウトドアなどで長距離移動をすることも多くあると思います。

長時間の運転では本人の気付かないうちに疲労もたまってきますし、深夜・早朝の走行では眠気に襲われてしまうこともあります

運転中に眠くなってきたときには、高速のサービスエリアなどの安全な場所で休憩をとることが最も大切ですが、ガムをかんだり体操をしたりすることもあると思います。


そのようなときに、「眠気のツボ」も押してみることをおすすめします。


もう一度、画像を確認してみます。





この図の赤丸部分は風池(ふうち)というツボで、首の両脇から触ってみて最初にある窪み部分になります。
さらに中央部分に天柱という頭痛に効くとされる窪みもありますので間違えないようにして下さい。





この図の赤丸部分は、晴明(せいめい)と呼ばれるツボで、目頭と鼻の骨の中間に位置したところにあります。
この部分は、ツボを意識しなくても、眠いときに無意識に触ったりしていますね!





最後に手にある赤丸部分のうち、中指にある方は中衝(ちゅうしょう)と呼ばれるツボです。
右手の場合にはツメの左下あたり、左手はツメの右下あたりを強めに刺激してみてください

また、親指と人差し指の中間にある赤丸は、合谷(ごうこく)と呼ばれるツボで、ここも強めに刺激してみてください。

※少し痛いかもしれません・・・


居眠り運転は重大事故の原因になってしまいますので、多くのグッズも出ていますが、伝統的なツボで眠気対策をしてみるのもエコでいいですね(^_^)b


無料イラスト【イラストわんパグ】
カエルの画像をお借りしました。
http://www.wanpug.com/
Posted at 2012/07/26 01:01:12 | コメント(1) | トラックバック(0) | コラム | イベント・キャンペーン
2012年07月25日
意外と知らない交通ルール「車間距離保持義務違反」
自動車を運転するときに、「スピードを出しすぎない」ということと並んで「車間距離を適正に保つ」必要があることは、よく言われることだと思います。

車間距離を十分に保っていれば、前方を走行している車両が急ブレーキをかけたときや、不足な動きをしたときにも接触や衝突を避けることができます。

高速道路を走行するときには、特に車間距離を保つように言われていますが、平成21年10月から「高速自動車国道や自動車専用道路での車間距離保持義務違反の罰則が強化」されています。





あまりニュースなどで大きく取り上げられなかったので、まだ知らない方もいるかもしれませんね。

改正前は、

「車間距離保持義務違反は5万円以下の罰金」

でしたが、改正後には、

「高速自動車国道または自動車専用道路」の場合には、「3か月以下の懲役または5万円以下の罰金」

が加わることになりました。





高速道路での重大事故を予防するための規制強化だと思いますが、楽しい夏休みを過ごすために「車間距離」も十分に取るようにしましょう!


全日本交通安全協会
http://www.jtsa.or.jp/
Posted at 2012/07/25 01:01:02 | コメント(4) | トラックバック(0) | ブログDIY | 日記
2012年07月24日
このマーク見たことありますか?皆さんは、次のマークを見かけたことがあるでしょうか?






実は、このマークは「聴覚障害者マーク」といって、聴覚に障害を持っている方が自動車の運転をするときに指定された位置に貼り付けなければならないマークになります。

これまで、聴覚に障害を持っている方の運転免許取得はできないとされていましたが、平成20年6月施行の改正道路交通法により、一定の条件のもとに運転免許を取得することができるようになりました。

その条件の一つが、上の聴覚障害者標識の表示になり、さらに「ワイドミラーの装着」と「人を運搬する構造の普通自動車に限定」という条件が加わっていました。

ワイドミラーの装着義務は、後方から接近する緊急自動車の発見が遅れたり、死角に入った後続車両の発見が遅れたりすることを予防するためのものになります。

また、トラックなどのようにミラーによって後方を確認できない貨物車両は運転することができず、人を運ぶ構造の普通自動車に限定されていましたが、今年の4月1日の法改正により貨物車両も運転することができるようになりました。


この聴覚障害者マークを付けた車両は、高齢運転者マークと同じように幅寄せをしたり、無理な割込みに対しては処罰の対象となり、

・5万円以下の罰金
・反則金(大型車7000円、普通車または二輪車6000円、原動機付自転車5000円)
・違反点数1点

となります。


まだまだ、見かける機会も少なく認知度も低いマークになっていますが、運転中に見かけたときにはマナーと優しさのある運転を心掛けたいものですね!



ちなみに、




初心運転者マークも聴覚障害者マーク同様に表示する義務がありますが、





高齢者マークは義務とはなっていないようで、あくまでも「表示した方がいいですよ!」という扱いになっています。

それぞれのドライバーの立場を理解して、安全かつ快適なカーライフを送りたいですね(^^)v
Posted at 2012/07/24 01:01:57 | コメント(2) | トラックバック(0) | コラム | イベント・キャンペーン
2012年07月23日
カッカッカッカッ・・・という異音の予防のために自動車のメンテナンスにおいて、頻繁に点検しておいた方がよいとされる個所はいくつかあります。

その代表的なものに「エンジンオイル」と「クーラント液」があります。







エンジンオイルが少なくなっていたり劣化しているとエンジンの焼き付きなどが生じて高額な工賃が発生してしまいますし、クーラント液にいたっては防さび効果がなくなるとクーラント液を循環させるためのウォーターポンプなどがさびてしまい、整備のしようがない状態になることもあります。


もう一つ簡単に確認できて頻繁に点検しておいた方がよい個所に「ドライブシャフトブーツ」というものがあります。
ご存知の方もいると思いますが、エンジンの駆動をタイヤに伝えるためのドライブシャフトに付いているゴム製の部品になります。







タイヤの裏側を覗きこむとすぐに見つけることができると思いますが、このゴム製の部品が破れて中のグリスがなくなってしまったり、砂や小石などを内部に巻きこんでしまうと

コーナーを曲がるときなどに「カッカッカッカッ・・・」という音が発生してしまいます(ドライブシャフトの損傷)。


YouTube「ドラシャの異音.MOV」



コーナーや右左折の時に「カッカッカッカッ・・・」という音がしてしまうのは、あまりカッコいいものではありませんし、そのまま乗り続けると最終的には走行不能になってしまいます。



そのため、「カッカッカッカッ・・・」という音がしたときにはドライブシャフトの交換が必要になってしまいます。



通常の交換修理では、リビルト品(リンク品)といって中古のパーツを再生させたものと交換することが一般的になります。


ここで、「自分で交換できるものは自分で交換しよう!」という方が多く読まれていると思いますが、DIYで交換するときに大きな障害になってしまう「ハブナット」というものがあります。





車種によって異なりますが、32mmとか36mmの大きさのナットで、非常に固く締めつけられていますので、一般的なインパクトレンチなどでは外すことができず、大型のインパクトレンチを用意しないといけません。


インパクトレンチなどがない環境で「どうしても自分で交換したい!」というケースもあると思いますが、あくまでも「自己責任で!」ということで、その方法をご紹介します!(期待するほどの内容ではありませんが・・・)



用意するものは、

ハブナットのサイズに合う頑丈なレンチ(ホームセンターで3000円位だと思います)








「鉄パイプ(単管パイプ)」





オールサポートさんより画像をお借りしています。
http://www.sou-den.jp/product5



が必要になります。

鉄パイプの使い方は、ラチェットレンチなどの「エクステンションバー」と同じようにして使用しますが、3mの規格のものでないとナットを緩めることはできないかもしれません。







もちろん、元に戻す時に既定のトルクで締めないといけませんので、ナットを緩める前にマーキングをして何回転させて外したのかのメモも必要になると思います。



NEXT榎木町店「ホンダ インテグラ TYPE-R (DC2型)のドライブシャフトの交換の仕方「外し編」」
http://www.cta-next.com/showcase/competition/32981



にもあるように注意することの多い作業になってしまいますが、自信のある方は自己責任でチャレンジしてみるのもいいかもしれません。


このように、自分で交換作業をするにも大変な作業になってしまいますし、交換整備を依頼しても高い工賃が発生してしまいます。

ドライブシャフトブーツの割れやヒビなどは、小まめなチェックをしておいて下さい!
Posted at 2012/07/23 01:01:21 | コメント(1) | トラックバック(0) | ブログDIY | イベント・キャンペーン
2012年07月22日
「車検2年付」ってどういうこと?

中古の自動車を購入したことがあったり、購入を検討した方なら見たことがあると思いますが、車両のプライスボードに「車検2年付」あるいは「車検整備付」という表示を見たことがあると思います。





初めて自動車を購入するときなら「えっ!車検代も含めてこの値段ではないの?」と少し騙されてしまった気分になった人もいるかもしれません。

「車検2年付」の意味は、「車検にかかる整備費用は含まれています!」という意味ですので、自賠責保険料・自動車重量税・車検代行手数料などは別にかかってしまうことになります。

これに対して「車検なし」の中古車の場合には、「車検にかかる整備費用は含まれていません!」という意味ですので、車検を通すための整備費用が100万円かかるかもしれない!というリスクがある中古車になります(あくまでも可能性での話です)。





本来、「車検2年付」という表現は車検を通すにあたって「高額な整備費用がかかってしまう!」ことによるトラブルを避けるためにはじめられたそうですが、購入する側からしてみると「整備してから売ってよ!」という気分にもなってしまいますね!

しかし、実際には中古車として販売しようとしても売れずにスクラップになってしまう車両もありますので、「整備してから売ってよ!」ということを販売店に要求してしまうと、中古車の価格自体の高騰の原因にもなってしまいます。

初めて購入する方などは混乱してしまうかもしれませんが、「車検2年付」と「車検なし」の違いを知っておくといいかもしれません。

逆に、DIYで整備などができる方でしたら「車検なし」の中から掘り出し物を見つけることができる可能性もありますね!
Posted at 2012/07/22 01:01:20 | コメント(0) | トラックバック(0) | コラム | イベント・キャンペーン