2012年07月07日
自動車が正面衝突をして破損している状態を見たことがあると思いますが、その多くはボンネットが中央で折れ曲がっている状態になっていると思います。



逆に、ボンネットがフロントガラスを突き破って、室内に入り込んでいる状態は見たことがないと思います。

これは、ドライバーや同乗者の安全を確保するために、フロントガラスは頑丈に設計され、ボンネットは衝撃があったときには簡単に中央で折れ曲がるように設計されています。

もし、ボンネットがフロントガラスを突き破って室内に入り込んでしまうと、ドライバーや助手席に座っている人は致命的なダメージを受けてしまう可能性があります。

そうならないために、ボンネットは簡単に折れ曲がるように設計されています。

このことから、中古車を購入するときにも、ボンネットの真横から見て、少しでも中央が浮きあがっていたり、歪んでいるような場合にはフロントからの衝撃があった可能性を疑った方がいいかもしれません。

通常の修理では、ボンネットは交換することがほとんどですが、稀に交換されずに微妙に歪んだ状態のものを見ることがあります。

Posted at 2012/07/07 01:01:55 | コメント(0) | トラックバック(0) | コラム | イベント・キャンペーン