中古の自動車を購入したことがあったり、購入を検討した方なら見たことがあると思いますが、車両のプライスボードに「車検2年付」あるいは「車検整備付」という表示を見たことがあると思います。
初めて自動車を購入するときなら「えっ!車検代も含めてこの値段ではないの?」と少し騙されてしまった気分になった人もいるかもしれません。
「車検2年付」の意味は、
「車検にかかる整備費用は含まれています!」という意味ですので、自賠責保険料・自動車重量税・車検代行手数料などは別にかかってしまうことになります。
これに対して「車検なし」の中古車の場合には、
「車検にかかる整備費用は含まれていません!」という意味ですので、車検を通すための整備費用が100万円かかるかもしれない!というリスクがある中古車になります(あくまでも可能性での話です)。
本来、「車検2年付」という表現は車検を通すにあたって「高額な整備費用がかかってしまう!」ことによるトラブルを避けるためにはじめられたそうですが、購入する側からしてみると「整備してから売ってよ!」という気分にもなってしまいますね!
しかし、実際には中古車として販売しようとしても売れずにスクラップになってしまう車両もありますので、「整備してから売ってよ!」ということを販売店に要求してしまうと、中古車の価格自体の高騰の原因にもなってしまいます。
初めて購入する方などは混乱してしまうかもしれませんが、「車検2年付」と「車検なし」の違いを知っておくといいかもしれません。
逆に、DIYで整備などができる方でしたら「車検なし」の中から掘り出し物を見つけることができる可能性もありますね!
Posted at 2012/07/22 01:01:20 | |
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