2012年12月02日
イザというときは迷わず押します!

オートマチック車の普及により、以前よりも少なくなったものに「エンスト(エンジンストール・エンジンストップ)」があります。

エンストは、ドライバーの意図しないときにエンジンが停止してしまう状態ですので、ドライバーが慌ててしまうこともあると思います。


とくに、エンストした場所が"踏切内"である場合は、"緊急事態"になりますので、すぐにエンジン始動できないときは、迷わず「非常ボタン(踏切支障報知装置)」を押すようにした方が良いでしょう。





この「非常ボタン」を緊急時以外に押してしまうと、業務妨害罪として警察に逮捕されたり、鉄道会社からの損害賠償を請求されてしまう、という事実から、非常時であっても押すことにためらいを感じることもあります。


しかし、鉄道会社のホームページにも記載されていましたが、

踏切の遮断棒が降りてから、最短15秒で列車が通過する

とありますので、迷っている時間はほとんどないと思います。



また、鉄道会社の情報で意外だと感じたものに、

踏切での事故が減少している

点をあげることができます。





JR西日本のデータになりますが、事故の発生件数は減少していることがみて分かると思います。

Twitterなどで情報が入るようになったせいか、個人的には"増えている"と勘違いをしていたようです。



また、踏切事故のうち、全体の65%が「無理な横断」が原因となっていて、自動車以外の事故では、

高齢者の方が、踏切を渡りきれない

のが原因となっているものと推測できます。


これまで、踏切の遮断棒が降りてから「何秒で列車が通過する」ということを意識したことがありませんでしたが、

わずか15秒

で通過することもありますので、非常時は迷わず"非常ボタン"を利用するようにした方が良いですね。



別の情報になりますが、電車内に設置されている非常ボタンについてのニュース記事も興味深い内容でしたので、関心のある方は読んでみて下さい。

excite ニュース「電車内に設置されている「非常ボタン」押すとどうなるの?」
http://www.excite.co.jp/News/bit/E1354000369881.html




JR西日本
https://www.westjr.co.jp/safety/gallery/crossing/data/index.html

Wikipedia[踏切支障報知装置]
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B8%8F%E5%88%87%E6%94%AF%E9%9A%9C%E5%A0%B1%E7%9F%A5%E8%A3%85%E7%BD%AE
Posted at 2012/12/02 01:02:00 | コメント(0) | トラックバック(0) | コラム | イベント・キャンペーン