2013年08月14日
ペットボトルのキャップを外してから捨てる理由とは?


愛車での楽しいドライブには、飲み物が欠かせない!

ということで、カップホルダーに缶コーヒーやペットボトルのジュースなどを用意している人もいるのではないでしょうか?



夏の暑い季節は、自動車の車内でも熱中症などが心配されますので、ペットボトルのお茶などがあるだけでも安心だと思います。

このペットボトルですが、高速のサービスエリアのごみ箱、あるいは、コンビニのゴミ箱などに、

「キャップを外して捨ててください」

という注意書きを見かける機会が増えてきました。





同じように、市区町村のごみの収集所に出すときにも

キャップを取り外して捨てる

と指示されています。


本日は、ペットボトルを捨てるときに、なぜ、キャップを取り外さなければならないのか?という点の説明になります。



◆ペットボトルは、リサイクルされている

ペットボトルのキャップを集めて、諸外国の子どもにワクチンを届ける、という活動をされている方もいますが、ここでは、リサイクルをすることを前提に説明します。



まず、自治体などに回収されたペットボトルは、減容機という機械で

ベール

という俵状のかたまりに圧縮されます。


そして、ベール化される前に、手選別によって汚れの著しいものやキャップを可能な限り取り外しているのですが、その理由は、

高品質のベールを作るため

であるといって良いと思います。


ペットボトルのベールには、

Aランク(非常に良いベール)
Bランク(やや良いベール)
Dランク(要改善ベール)


の3つのランクがあり、品質の違いにより入札価格が異なり、あまりに品質の低いベールは、その後の処理に手間がかかってしまうことになります。


このように、回収されたペットボトルを品質の良いベールにするために、キャップが外れている必要があるのです。



◆キャップの素材が原因ではない!?



キャップをペットボトルから取り外すのは、

素材が違うことで、リサイクルしにくい

という理由ではありません。


ペットボトルのキャップはポリプロピレン、ペットボトル本体はポリエチレンテレフタラートという素材からできています。

この2つの素材が混ざり合っていたとしても、比重の違いにより、キャップとペットボトル本体を分離させることはできるそうです。


キャップが付いていて困るのは、

・ベール化するときに潰れない
・中身が残ったままの場合がある


ということが理由になります。


リサイクルをするためのコストを抑えるために、ペットボトルを捨てるときは、キャップを取り外してから捨てる必要があるのです。

本来であれば、ふたを外し、中身を洗ってから捨てるのが理想になります。

最低限、ふたを外すようにし、中身を空にしてから捨てるようにしてください。



※余談ですが、資源ごみで「衣類」を捨てるときに、「ボタンやファスナーを外さないで!」とあるのは、売れなくなるからです。
売れるものと売れないものに選別され、売れるものは、海外に輸出されているからです。




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【参考リンク】

わたしのまちのごみ・リサイクル分別ガイド
http://www.eic.or.jp/library/g-guide/sample/lecture/petbottle.html

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Posted at 2013/08/14 01:01:52 | コメント(2) | トラックバック(0) | コラム | イベント・キャンペーン