少し、相談文・コメントも長いのですが、
YOMIURI ONLINEの「発言小町」に
「ご近所トラブル。壊されたのはうちなのに。」
というのがありました。
このQ&Aの要旨は、
(1)近所の子どもが、自宅の"壊れかかっていた"フェンスを壊した
(2)子どもの親子が謝罪、修理代も払うことに
(3)その後、壊した側が「壊れかかっていたフェンスなので、全額支払うのはおかしい!」と主張。
(4)その後、子どもが「軽く触っただけ!」と主張変更。
(5)子どもの親が、「自分の子どもの主張を信じる!」と主張。
相談者は、「自分が被害者なのに・・・」という内容です。
◆相談者を擁護する意見
相談者よりの意見としては、
・「壊れかかっていようが、壊したんだから弁償して当然!」
・「そもそも、人の物に触るな!」
・「器物損壊罪で訴えろ!」
などがあります。
さすがに、器物損壊罪とかは、無理だと思いますが、
たとえ、壊れかけていても、壊したんだから直せ!
という気になる方がいるようです。
◆相談者を批判する意見
相談者とは異なる意見では、
・「ちゃんと管理すべき!」
・「子どもがケガをしなくて良かった、と思うべき!」
・「逆に、文句を言われるべき!」
などがあり、こちらの方が多そうな気もします。
皆さんは、どう感じたでしょうか?
皆さんの中には、
「私は、○○○と思う。なぜなら、・・・。」
と、理由づけをして、しっかりと主張することができる方もいると思います。
◆ドアミラーなら、どう思うか?
この発言小町の相談者の場合は、
自宅のフェンス
でした。
自宅のフェンスは、自分の物でもあり、きちんと管理しておかないと他人を怪我させてしまうこともあるものです。
そのため、
「管理が悪い」という指摘が多かったのかな、という気もします。
同じように、自宅のフェンスではなく、自分の大切にしている"愛車"についても、きちんと管理することが求められます。
たとえば、年式の古い自分の愛車に
子どもが、少し触っただけで
ドアミラーが取れてしまったら?
どう思うでしょう?
あくまでも想像ですが、フェンスの時よりも多くの人が、
直すべき!
という主張をするような気がします。
◆トラブルとならないようにするには?
誰でも、ご近所とのトラブルを抱えた生活は、嫌になってしまうと思います。
しかし、フェンスの問題を"ドアミラー"に置き換えて考えてみると、私自身も矛盾したことを言ってしまいそうな気がしました。
自動車の場合は、
「愛着をもって、大切に所有しているもの」ですので、理屈で考えて発言しているようでも、実は、自分の都合の良いように理由づけしていることもあります。
自動車に関する問題で、トラブルが生じそうになったときは、
自動車以外のものに置き換えて考えみる
というのも必要なことだと思います。
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【参考リンク】
発言小町 [ご近所トラブル。壊されたのはうちなのに。]
http://komachi.yomiuri.co.jp/t/2011/0224/389674.htm?from=popin
写真素材 足成
http://www.ashinari.com/
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Posted at 2013/08/08 01:01:17 | |
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