2013年08月07日
過失0の被害者に保険会社の担当者が付かない理由とは?

交通事故の被害にあったとき、任意保険に入っていて良かった、と思えるのは、

自分の代わりに交渉してくれるから

という方が多いと思います。





しかし、自分が信号待ちのときに追突される事故や、対向車がセンターラインをオーバーして被害を受けるような

自分に過失ゼロ

の場合は、自分の保険会社は、何もしてくれないと思います。


本日は、「なぜ、過失ゼロの被害者に、保険会社が何もしてくれないのか?」という点を考えてみたいと思います。



◆支払がないからって、冷たすぎません?




被害者(自分)の過失がゼロの場合は、自分が加入している保険会社が費用を負担することはありません。

100:0の過失割合の場合は、通常、加害者の加入する自賠責保険会社と任意保険会社が、保険金の支払いをすることになります。

そのため、

「自分の会社に支払いもないし…勝手にどうぞ!」

という意味に取られてしまったり、

「ちょっと冷たすぎるんじゃない!」
「客のこと、バカにしてるでしょ!」


と怒られてしまうこともあるかもしれません。


しかし、出番がないから、あるいは、支払いがないから、という理由で交渉してくれない、というのは誤りです。



◆過失ゼロの被害者の交渉に加わると"逮捕される"



もし、過失ゼロの顧客と加害者(保険会社)との交渉に、被害者の加入する保険会社が介入してしまうと、最悪の場合、

被害者の加入する保険会社の担当者が逮捕される

ことがあります。


まず、保険会社の顧客に過失がある場合は、

・支払があるかもしれない!
・相手のケガの状態も確認しておかなければ!

と感じるように、「交通事故の当事者に近い存在」であると考えられます。

そのため、契約の約款の規定どおり、相手方との交渉を保険会社がすることになるのです。


しかし、保険会社の顧客に過失がない場合は、「交通事故の当事者」とは言えない、無関係の第三者ということになります。

当事者でない第三者が、和解交渉を代行したり、仲裁したりするには、

弁護士の免許が必用

になります。


つまり、過失ゼロの被害者の交渉を代行してしまうと、弁護士法という法律に違反してしまうのが、何もしてくれない理由になります。




☆ お友達の申請、いつでもお待ちしてます(^-^)/ ☆☆☆―――――――――――――

MKJPでは、皆様からのお友達の申請をいつでも歓迎します!

申請方法は、プロフィールページの「お友達に誘う」のバナーをクリックして、
メッセージを送信するだけです♪

申請ページ(プロフィール)はこちらです!
http://minkara.carview.co.jp/userid/1400958/profile/

◆ 新しくお友達になりました! ◆――――――――――――――――――――

ゆーた@s14継続 様 http://minkara.carview.co.jp/userid/1112074/profile/

アルファルド 様 http://minkara.carview.co.jp/userid/1928641/profile/

孤高のMT乗り 様 http://minkara.carview.co.jp/userid/1113889/profile/


※MKJPでは、お友達の申請をいつでも歓迎しています♪
 お友達の申請、ありがとうございました!
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【参考リンク】

kotobank [非弁行為]
http://kotobank.jp/word/%E9%9D%9E%E5%BC%81%E8%A1%8C%E7%82%BA

写真素材 足成
http://www.ashinari.com/

弁護士法(72条・77条)
http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S24/S24HO205.html

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
Posted at 2013/08/07 01:01:35 | コメント(6) | トラックバック(0) | コラム | イベント・キャンペーン