自分が大切に乗っている愛車をほめられて、悪い気分がする人はいないと思います。
逆に、「君の乗っているクルマ、センスいまいちじゃない?」なんてケチを付けられると、必要以上に頭にきてしまうものです。
本日は、愛車をほめられると嬉しくなる理由について、ご紹介します。
※営業テクニックのネタになります!
◆直球の褒め言葉は、ウソっぽい!?
人は、褒められると"嬉しい"と感じるものですが、相手が営業マンであったり、何らかの目的があって接してくる場合は、
本当に、そう思っているの?
と感じてしまうような褒め方があります。
たとえば、新聞のセールスマンの方が、
「奥さん、若いですね~」
「わぁ、ご主人、身長が高くて2枚目ですね~」
などと、
"自分自身"のことをほめられると、少しは嬉しく感じるかもしれませんが、その反面、
「どうせ、口から出まかせでしょう…」
と感じてしまうと思います。
しかし、これが、
「86(ハチロク)買ったんですか!? 良いですね~やっぱり!」
「一番新しいプリウスじゃないですか!? うらやましいなぁ」
であるとか、
「うわぁ、お孫さん、おじいさんとそっくりですね!かわいいですね!」
など、
"自分自身"ではなく、
"自分の大切なもの"をほめられると、とても嬉しく感じ、相手を疑う気持ちが薄れてくるようになるそうです。
◆奥さまを良い気分にする方法
あくまでも営業、とりわけ飛び込み営業で行われていることですが、奥さまに何かを購入してほしいときは、
旦那さんの悪口
を言わせると、上手くいく、というのを聞いたことがあります。
たとえば、旦那さんのゴルフクラブを見つけ、
「このゴルフクラブ、ご主人のですか?ゴルフ好きなんですね~!」
「ご主人のクルマ、かっこいいですね!いろいろと改造してあるじゃないですか!?」
など、逆に、旦那さんが大切にし、しかも、それを奥さまが快く思っていないもの、を話題に取り上げるそうです。
すると、旦那さんの悪口で会話が盛り上がり、「そうですね!」と相槌を打っているだけで、良い人に思えてくるそうです。
◆悪用ではなく、上手に活用!
このように、相手を直接、褒めたり、逆にけなしたりするよりも、
相手が大切にしているもの
を話題に取り上げて、褒めてあげることで、何倍も喜んでいただくことができるそうです。
これを悪用して人をだますようなことは、お勧めできませんが、夏の長距離ドライブなど、
喧嘩をしやすいシーン
などで、場の雰囲気を和ませたりすることもできます。
よく「髪を切ったのに、気付きもしない!」と怒る女性がいますが、自分の髪の毛を大切にし、それをぞんざいに扱われたことで気分を悪くする、というのは、
自分の愛車の良さが、あいつには分かってない!
といって怒っている旦那さんと同じかもしれません。
相手が大切にしているものを見つけて、褒めてあげる。
そういうことを少し意識すると、皆が幸せな気分になるような気がします。
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Posted at 2013/08/01 00:56:17 | |
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