最近では、比較的多くの人が「
拡張現実(AR)」という言葉を聞くようになったと思います。
「何となく凄そうだ・・・」ということは分かっていても、具体的にどのような技術で「どんな変化が起こるのか?」ということが分かっていないことが多いと思います。
拡張現実は、AR(Augmented Reality)のことで、日本語で分かりやすく表現すると、
「現実(Reality)のものに、意図して(Augment)新たな情報を追加する」
ということになるそうです。
最も多く取り上げられる例でいうと、
「スマートフォンのカメラを使用して、風景などをモニターに表示させると、そこに関連する情報などを表示してくれる」というのがあります。
21日にiPhone5の発売が開始され、このARの技術を利用したアプリなども、今後ますます登場してくると思います。
しかし、私もそうなのですが、手はふさがれてしまいますし、画面を凝視することで、混雑した駅などでは人とぶつかってしまうこともあると思います。
スマートフォンとARとの親和性は高いとされていますが、私の場合は、安全に歩くことすら難しくなってしまいそうです。
ところが、今年の4月30日にGoogleが
「ARメガネ」というものを発表して話題となったのを覚えている方もいると思います。
GoogleのARメガネは、メガネを通して様々な情報を見るための端末で、スマートフォンの画面をメガネを通してみるようなものなのでしょうか?
このGoogleのメガネによって「何が大きく変わるのか?」と考えると、
「両手が自由に使用できる」ということと、スマートフォンのように
「凝視する必要がなくなる」ことではないかと思います。
両手が自由に使用でき、凝視する必要がないのであれば、「運転中」でも
カーナビ
オーディオなどのコントロール
として使用することができそうですね。
今では、スマートフォンで使用できるカーナビのアプリなども数多く登場していますが、ドライバーにとっては必ずしも"安全な"アイテムとは言えないものですよね?
Googleのメガネによって、カーナビと同じ機能のものを見ることができるようになれば、安全に走行経路を確認することもできますし、「カーナビを信用し過ぎて、変な所に突っ込んでしまった!」というようなこともなくなりますね。
さらに、最近の新しい技術に
「脳波を読み取る技術」があり、家電製品などをコントロールすることも可能になりつつあるようです。
頭で考えるだけでメガネの端末を操作したり、オーディオ・ナビのコントロールができるようになる日がとても楽しみになりますね。
その頃には、カーナビの盗難や運転中の携帯の違反なども無くなっているのでしょうね!
Wikipedia [拡張現実]
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%8B%A1%E5%BC%B5%E7%8F%BE%E5%AE%9F
コモンポストムービー「タン・レイが開発したコンピュータインタフェース「脳波を読むヘッドセット」 TED」
http://commonpost.boo.jp/?p=36554
Posted at 2012/09/25 01:01:21 | |
トラックバック(0) |
コラム | イベント・キャンペーン