今から10年ほど前では考えられないほど自動車の燃費もよくなり、太陽光発電などの新エネルギーの普及も進んできています。
しかし、太陽光発電に関しては、その技術面や廃棄するときの環境への負荷など、賛否が分かれるところとなっているようです。
この太陽光発電に新たな技術として
「塗料のようなものを流布するだけで発電ができる」という技術が、1年ほど前に注目を集めました。
多くの研究施設や企業などによって研究がつづけられていましたが、ノートルダム大学の研究室による発表によると、
「二酸化チタンに硫化カドミウムあるいはセレン化カドミウムをコーティングしたものを、水とアルコールの混合液に混ぜる」
ことで、塗って発電が可能な塗料(樹脂)が完成したそうです。
応用化学などの知識がないため、とても難しく感じてしまいましたが、
エネルギーの変換効率が1%程度
と、
発電効率があまり良くないことが欠点になるな~、とニュースを読んだのを覚えています。
現在普及している単結晶・多結晶シリコンの発電効率が15%程度であることを考えると、塗るタイプは非常に頼りなく感じてしまいます。
しかし、偶然発見したのですが、三菱化学のホームページを読んでいると
「世界最高の光電変換効率10%超を実現」
という記事があり、独自の研究によって「塗布型有機薄膜太陽電池」の実用化の研究を進めているようです。
ノートルダム大学の技術は
「塗るタイプの太陽電池」ですが、三菱化学の技術は
「貼るタイプの太陽電池」となっているようです。
何だか、肩こりのときに使用するアレのような違いも感じてしまいますが、
将来的には電気自動車のボディ全体に塗ったり(貼ったり)、ビルの壁面などに使用されるのを目にするのも近い気がしてきました。
今年の初めに日産自動車が発表した、国内輸送のための「自動車運搬船・日王丸」にも太陽光パネルが設置されることなどで、燃費の改善が実現したとあります。
今まで、太陽光発電というものに強い関心があったわけではありませんが、思っている以上に技術が進んでいることには驚かされます。
三菱化学には、是非とも「貼るタイプの太陽電池」を普及させて頂き、日本経済の活性化につなげてほしいと思います!
Wikipedia [太陽光発電]
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%AA%E9%99%BD%E5%85%89%E7%99%BA%E9%9B%BB
三菱化学「世界最高の有機薄膜太陽電池」
http://www.m-kagaku.co.jp/aboutmcc/RC/special/feature1.html
日産自動車、「省エネ型自動車運搬船」を導入
http://www.nissan-global.com/JP/NEWS/2012/_STORY/120130-01-j.html
Posted at 2012/09/16 01:01:24 | |
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