私たちがカーライフを楽しむための自動車には、定期的に検査を受けなくてはならない「車検制度」というものがあります。

車検制度の存在意義については、多くの場所で議論されていますのが、ここでは"離島の車検制度"について皆さんの意見を聞くことができればと思い、テーマとして取り上げさせて頂きます。



日本は島国で、数多くの島によって成り立っている国になりますが、人口の少ない離島の中には、整備工場や車検場がないケースが多いのも事実です。


今年の4月頃のニュースで、「広島県警、離島の無登録車一掃へ　違反者は逮捕も」というのがあったのを知っている方もいるかもしれませんが、車検に通すことなく乗り続けている地域もあるようです。

※ニュース記事にアクセスできなかったのでログ速へのリンクです。
http://logsoku.com/thread/engawa.2ch.net/news/1335775092/


実は、場所は言いませんが、50世帯が住んでいる非常に人口の少ない島に行ったことがあり、ナンバープレートのない車が普通に走行しているのを目にしたことがあります。

当時は、ナンバープレートがないということで、

・車検切れの自動車を購入して、そのままの状態で乗っている
・車検の時期になったときなどに、あえて廃車手続きをした

のいずれか？だと思い、「意図的だな～」という印象を持ってしまいました。


しかし、実際に離島に住んでいる人にしてみると、

・整備のための工場もなく、非常に費用がかかってしまう
・フェリーがあるとはいえ、車をフェリーに乗せるのは高額
・農業、漁業を営んでいるので、車はどうしても必要

という固有の事情があるのも事実だと思います。


ナンバープレートの付いていない車両に乗るのは、払うべき税金を払っていないので"不公平"という印象もありますが、同じ条件で車検を義務付けられている現状も"不公平"という気がします。

税制面などで、このような離島の車には優遇するようにして、堂々と車に乗れるようになるといいと思うのですが、皆さんはどのように考えますか？


ちなみに、沖縄県の離島では、車検の検査官が離島に出張して検査をするというケースもあるようです。
何十台・何百台とフェリーで運び出すよりも効率的で、将来の参考になる事例ではないかと思います。


小浜島の今日。。。
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rallykitcar.net-裏モノラリーファンのお時間拝借(画像をお借りしました)
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