自動車メーカーの中でもスバルには、"
スバリスト"と呼ばれるほどの熱狂ぶりの人がいるようです。
一般的には、古くからマニアックな自動車の生産をしていることが、スバリストを生む理由と言われています。
これは、バイクメーカーの「カワサキ」と同じような心境なのでしょうか?
スバルの歴史を見てみると、戦時中には「飛行機」の生産をする企業であったことは、知っている方もいると思います。
スバルの生みの親は"中島知久平"氏で、1917年に創業した
「中島飛行機」が富士重工業(スバル)の原点になります。
中島飛行機は、航空機用のエンジンを中心に機体まで生産を行い、太平洋戦争が終了するまでは
「東洋一の航空機メーカー」
にまで成長をします。
実際、戦争中に使用された
「ゼロ戦」の半数以上を製造したのも中島飛行機だったそうです。
また、戦後自動車の製造を開始したメーカーには、スバル以外にもトヨタや日産などありましたが、他社のメーカーが製造した部品を日本で組み立てる"
ノックダウン生産"をする企業がほとんどである中、
富士重工業とプリンス自動車工業(元、富士精密工業)だけは、自力開発ができた
という伝説があります。
このように、圧倒的なファンを生むスバルには「
理由」があります。
同じように、自分の愛車を購入したときにも「理由」があったと思います。
そして、ホイールやマフラーなどのパーツを購入するときにも、自分でしっかりと考えて選択すると、しっかりと他人に理由を説明できる"こだわり"が生じてくるものだと思います。
スバリストがスバルが好きな理由を語るのと同じように、自分の車に取り付けたパーツなどの選択を徹底的にこだわることで、"
自分だけの伝説"あるいは"
愛車の物語"のようなものが出来あがってきます。
このような「こだわり」や「理由」を1つずつ積み重ねていくことがDIYの楽しみであり、自分が愛車の一番のファンになるような理由が多いほど、良い時間の使い方・お金の使い方をしているのではないかと思います。
1つ1つのパーツの選択に「もっとこだわらないと・・・」
今日は、ぼんやりと、そんなことを考えていました。。。
Wikipedia [零式艦上戦闘機]
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9B%B6%E5%BC%8F%E8%89%A6%E4%B8%8A%E6%88%A6%E9%97%98%E6%A9%9F
Wikipedia [中島飛行機]
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E5%B3%B6%E9%A3%9B%E8%A1%8C%E6%A9%9F
Wikipedia [富士重工業]
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AF%8C%E5%A3%AB%E9%87%8D%E5%B7%A5%E6%A5%AD
Wikipedia [ノックダウン生産]
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8E%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%80%E3%82%A6%E3%83%B3%E7%94%9F%E7%94%A3
Posted at 2012/09/14 01:01:57 | |
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