9月21日から30日までの10日間は、
「秋の全国交通安全運動」が実施されています。
注意していても発生してしまうのが交通事故ですが、万が一の事故のためのマメ知識を探してみました。
その中でも興味深かったものが、交通事故のときの健康保険の適用についての話しです。
あらかじめ断っておきますが、
病院に対して悪意があるとかではなく、一つのマメ知識として知っておいた方がいいのでは?ということで取り上げさせて頂きます。
その豆知識とは、
「交通事故でも健康保険が使えます♪」
ということになります。
一般的には、交通事故で怪我をしてしまったときの病院側の説明では、
「交通事故の健康保険は取り扱っていません」というような説明を受けたり、張り紙がされている医療機関もあります。
実際に「健康保険 使えません 交通事故」などのキーワードで、Google検索などをしてみると、ホームページ上にも"使えません"と明言している病院があります。
このような感じで、
しかし、
ソニー損保さんなどのような、損害保険会社のホームページには、堂々と「使えます!」と明言されています。
どちらが正しいのか?というと、「損保会社さんの方かな~」という気がします。
簡単にいうと、医療費を支払う損害保険会社と、医療費を受け取る病院側との利害が対立していることが理由となっていそうです。
では、なぜ「健康保険は使えません!」という病院が多いのかというと、診療報酬の点数に関係があります。
健康保険を利用した場合の1点は10円
となり、行った(医療行為の点数)×10円が医療費となります。
一方、健康保険を使用しない診療のことを「
自由診療」と言いますが、この場合は、1点が10円という決まりはなく、
医療機関が決めた金額が1点ということになります。
同じ医療行為であっても1点当たりの単価が異なれば、
(医療行為の点数)×10円
(医療行為の点数)×15円
と医療費が代わってきます。
最大で、自由診療の単価が50円というのもあるそうですが、正直、
すごく羨ましい世界です!
でも、健康保険が使えないと思い込み、診療を受けられないと思っている人もいると思いますので、「使えないことはないですよ!」くらいにしてほしいものですね。
ソニー損保
http://with.sonysonpo.co.jp/promenade/auto/2007/07/003.html
Posted at 2012/09/26 01:01:36 | |
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