2012年09月22日
DNAを受け継いだデザインの意味は???8月30日の記事のときで、DNA鑑定をする移動販売車のことを紹介しましたが、それ以来、気のせいかニュースなどで「DNAを受け継いだ・・・」という表現が目につくようになりました。



「DNAを受け継いだ・・・」と聞くと、「何となくデザインが似ている所がDNAなのかな?」のように漠然とDNAという言葉を理解しているのではないでしょうか?

前回の記事のときに「DNAとは何か?」ということまで調べましたので、簡単にご紹介したいと思います。



まず、細胞の中心には、"細胞核"というのがあることを中学校で習ったのを覚えているでしょうか?

この細胞核の中で、酸性を示す物質は

「デオキシリボ核酸」
「リボ核酸」


の2つだけになります。

そして、デオキシリボ核酸がDNAで、リボ核酸がRNAと呼ばれる物質になります。

DNAというと難しい気がしますが"デオキシリボ核酸"と置き換えると懐かしい物質になると思います(?)。


そして、この2つの物質の役割は、住宅を建築する大工さん設計図に例えられます。



つまり、

DNA(デオキシリボ核酸) = 設計図
RNA(リボ核酸) = 大工さん


となり、大工さんが設計図をもとに「同じ細胞をどんどん作る」ということが細胞分裂になります。


つまり、「DNAを受け継いだ・・・」というのは、「過去の設計図を元に作られた」となるのでしょうか?
何となく曖昧に使用されているような気もしますが、DNAは設計図なのだということを覚えておくといいかもしれません。


ちなみに、この大工さんと設計図のペア(DNAとRNA)は、健康な成人でも1日に1000回位は細胞分裂に失敗してしまいます。

このコピーに失敗してしまった細胞は、実は「がん細胞」ということになりますが、細胞の持っている自己修復機能によって、全て消滅するようになっています。

万一、消滅しないで失敗した細胞が増えてしまったら、約10年後に「ガンが見つかりました!」ということになります。


「たばこを吸ったらガンになるよ!」とか「紫外線や放射線を浴びたら・・・」などのような「ガンになる」というのは、「細胞のコピーに失敗しやすくなる」と考えると分かりやすいですね。

今日は、車にあまり関係のないテーマとなってしまいましたが、皆さんのドレスアップした愛車も、「ノーマルの状態からのDNAを引き継いだ・・・」ということになるのでしょうね!


Car Watch [フォルクスワーゲン「up!」は「ビートル、ゴルフのDNAを受け継いでいる」 ]
http://car.watch.impress.co.jp/docs/news/20120919_560527.html

UCHIDAS
http://www.uchidas.net/ec/commodity_param/ctc/3001534/shc/0/cmc/86151065/backURL/http(++www.uchidas.net+ec+main

栗駒建業
http://zadaiku.exblog.jp/18806925/
Posted at 2012/09/22 01:01:40 | コメント(1) | トラックバック(0) | コラム | イベント・キャンペーン