8月30日の記事のときで、DNA鑑定をする移動販売車のことを紹介しましたが、それ以来、気のせいかニュースなどで
「DNAを受け継いだ・・・」という表現が目につくようになりました。
「DNAを受け継いだ・・・」と聞くと、「何となくデザインが似ている所がDNAなのかな?」のように漠然とDNAという言葉を理解しているのではないでしょうか?
前回の記事のときに
「DNAとは何か?」ということまで調べましたので、簡単にご紹介したいと思います。
まず、細胞の中心には、"
細胞核"というのがあることを中学校で習ったのを覚えているでしょうか?
この細胞核の中で、酸性を示す物質は
「デオキシリボ核酸」
「リボ核酸」
の2つだけになります。
そして、
デオキシリボ核酸がDNAで、
リボ核酸がRNAと呼ばれる物質になります。
DNAというと難しい気がしますが"デオキシリボ核酸"と置き換えると懐かしい物質になると思います(?)。
そして、この2つの物質の役割は、住宅を建築する
大工さんと
設計図に例えられます。
つまり、
DNA(デオキシリボ核酸) = 設計図
RNA(リボ核酸) = 大工さん
となり、大工さんが設計図をもとに「同じ細胞をどんどん作る」ということが細胞分裂になります。
つまり、「DNAを受け継いだ・・・」というのは、「過去の設計図を元に作られた」となるのでしょうか?
何となく曖昧に使用されているような気もしますが、
DNAは設計図なのだということを覚えておくといいかもしれません。
ちなみに、この大工さんと設計図のペア(DNAとRNA)は、
健康な成人でも1日に1000回位は細胞分裂に失敗してしまいます。
このコピーに失敗してしまった細胞は、実は
「がん細胞」ということになりますが、細胞の持っている自己修復機能によって、全て消滅するようになっています。
万一、消滅しないで失敗した細胞が増えてしまったら、約10年後に「
ガンが見つかりました!」ということになります。
「たばこを吸ったらガンになるよ!」とか「紫外線や放射線を浴びたら・・・」などのような「ガンになる」というのは、「
細胞のコピーに失敗しやすくなる」と考えると分かりやすいですね。
今日は、車にあまり関係のないテーマとなってしまいましたが、皆さんのドレスアップした愛車も、「
ノーマルの状態からのDNAを引き継いだ・・・」ということになるのでしょうね!
Car Watch [フォルクスワーゲン「up!」は「ビートル、ゴルフのDNAを受け継いでいる」 ]
http://car.watch.impress.co.jp/docs/news/20120919_560527.html
UCHIDAS
http://www.uchidas.net/ec/commodity_param/ctc/3001534/shc/0/cmc/86151065/backURL/http(++www.uchidas.net+ec+main
栗駒建業
http://zadaiku.exblog.jp/18806925/
Posted at 2012/09/22 01:01:40 | |
トラックバック(0) |
コラム | イベント・キャンペーン