2014年03月10日
スピーカーの仕組みについて

自分の車をDIYでカスタムすることを考えたときに、「まず最初はスピーカーの交換!」と考える人も多いのではないでしょうか。

純正のスピーカーは、製造コストを優先しているためか、音を出す部分(コーン)の素材が主に紙で作られています。

この部分を強度のあるものに交換するだけでもメリハリある音を楽しめるようになるなど、カスタムの効果を実感しやすい部分になります。

本日は、「なぜスピーカーから音が出るのか?」という、スピーカーの基本的な仕組み・原理についてご紹介します。







スピーカーの基本的な構成は、

 ・コイル
 ・磁石
 ・振動板


の3つです。

音が鳴る仕組みを一言でいえば「電気的な信号を振動に換え、空気の振動(音波)に変える」のがスピーカーということになります。

音の電気的な信号がコイルを流れると磁界が発生し、その磁力と磁石の磁力が

 ・寄せ付けあう
 ・反発する

という力が発生します。

通常は、振動板とコイルが一体となり、電流の変化に応じて振動する仕組みとなっています。





コイルに電流が流れると力(ローレンツ力)が発生するのは、中学生のときに習った「フレミングの左手の法則」で説明できます。



磁石の近くで電流を流すと、上の図のように磁界の向きと直角に交わる方向に力が働きます。

電流の多さが変われば、コイルに働く力も変わります。

その仕組みを利用したのが、スピーカーです。







オーディオメーカーのサイトなどを見ていると、

 3ウェイスピーカー

などという表示を見かけます。

スピーカーが1つだけで構成されているものを「フルレンジスピーカー」ということもありますが、

 2ウェイスピーカー → 2つのスピーカー
 3ウェイスピーカー → 3つのスピーカー

で「高音」「中音」「低音」を担当します。

今まで以上に、「よい音で音楽を楽しみたい!」というときに交換してみてはいかがでしょうか。




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参考リンク

関西電力 [磁石と電流で「力」が生まれるってどういうこと?]
http://www.kepco.co.jp/corporate/energy/kids/science/topic04.html#contents

Wikipedia [フレミングの左手の法則]
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%AC%E3%83%9F%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%81%AE%E5%B7%A6%E6%89%8B%E3%81%AE%E6%B3%95%E5%89%87

「音の出口」スピーカーの仕組みや種類は?
http://pioneer.jp/homeav/knowledge/detail_5_15.html

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Posted at 2014/03/10 14:04:42 | コメント(1) | トラックバック(0) | コラム | イベント・キャンペーン
2014年03月08日
余計な荷物は降ろしておこう! ~自動車の軽量化のメリットについて~



自動車の燃費を向上させるには、急加速をしないようにしたり、タイヤの空気圧をチェックしたりしますが、最も簡単にできるのは、

 自動車の軽量化

です。

軽量化といってもボンネットを交換したり、遮音材を外すようなものではなく、

 余計な荷物を降ろす

だけでも効果が見込めます。

本日は、自動車の軽量化のメリットについてご紹介します。






自動車が軽くなれば、燃費が良くなることがイメージできます。

「gogo.gs」というガソリン価格比較サイトによると、全国のガソリン価格の平均は、

 153.5円/L

ですので、消費税がそのままガソリン価格に転嫁されると、4月以降は

 153.5÷105×108=157.9円/L

くらいにまで値上げされることが予想されます。

少しでも自動車を軽量化させ、ガソリン価格の上昇分を節約できるようにしたいものです。






自動車が軽くなることで負担が少なくなるのは、

 ・タイヤ
 ・ブレーキパッド


などです。

自動車のタイヤには、

 ・自動車の荷重を支える
 ・自動車の動き(走る・曲がる・止まる)を路面に伝える
 ・路面からの衝撃をやわらげる

などの役割がありますが、自動車の重量が軽いほど、その負担が少なくなります。

同様に、自動車の速度を落とすためのブレーキパッドの負担も、自動車が軽いほうが少なくなります。

タイヤやブレーキパッドの交換サイクルが長くなることも、自動車の軽量化のメリットと考えられます。






自動車の重量をもっと軽くし、より経済的なカーライフを楽しみたいなら、

 ガソリンの給油量

を減らしてみることをお勧めします。

たとえば、

 「ガソリンタンク50Lの自動車を満タン給油し、残り10Lになったときに給油する」

という給油の仕方をしている場合、平均のガソリンの重さは、

 (50+10)÷2=30L ※ガソリン残量の平均
 30L×0.783=23.49kg ※ガソリンの比重を0.783で計算。

となり、平均すると「23.49kg」となります。

これを、

 「残り10Lになったときに20Lずつ給油する」

方法に変えると、

 (30+10)÷2=20L
 20L×0.783=15.66kg

となり、7.83kgの軽量化になります。

給油する頻度は多くなりますが、軽量化の効果は大きいのではないでしょうか。



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参考リンク

GOOD YEAR [タイヤの役割]
http://www.goodyear.co.jp/faq/beginners01.html

ガソリン価格比較サイト gogo.gs
http://gogo.gs/

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Posted at 2014/03/08 13:28:43 | コメント(6) | トラックバック(0) | コラム | イベント・キャンペーン
2014年03月06日
車内温度が外気温よりも高くなる理由とは?


少しずつ暖かさを感じる日が増え、愛車での旅行やドライブを楽しもう、という機会が増えてきます。

小さいお子様がいる家庭では、「車内に子供を残さないように!」と毎年のように注意喚起されていますが、JAFのデータによると、真夏の炎天下のときよりも春先から初夏にかけての「熱中症事故」が多く発生するようです。

真夏の炎天下の車内は、60℃や70℃にまで達するといわれますが、「なぜ、外気温よりも車内の気温が高くなるのか?」疑問に思われる方もいるのではないでしょうか?

本日は、車内の温度が外気温よりも高くなる理由についてご紹介します。







車内の温度が外気温よりも高くなるのは、ビニールハウスをイメージしていただくと分かります。

ビニールハウスのビニールや自動車のガラスは、

 ・太陽光は通しやすい
 ・空気は通しにくい


ことは、直感で理解できると思います。

まず、太陽光が車内に入ってくると、

 ・ダッシュボード
 ・シート


などを温め、加熱されたダッシュボードなどは、ヒーターのような役割を果たし、

 車内の空気

を暖めます。

つまり、太陽光がダッシュボードなどに熱を伝え、さらに、車内の空気を暖めますが、

 暖められた空気が車外に放出されにくい

という理由で外気温よりも高くなります。







「エアコンをつけているから・・・」という考え方が危険、といわれることがありますが、これは、エアコンの冷却効果が弱くなることから注意されることです。

アイドリング状態でエアコンをつけた状態では、走行時よりも冷媒ガスの循環量が少なくなり、エアコンの効きが悪くなります。

また、エアコンのコンデンサーからの放熱も走行時より少なくなりますので、さらにエアコンの効きが悪くなります。

真夏の信号待ちのときや渋滞にはまってしまったときに、「暑いな~」と感じるのは、エアコンの冷房効果が弱くなっていることも影響しています。







このように、車内に熱がこもりやすいことと、アイドリング時のエアコンの冷却性能が下がることからも、

 車内に子どもを残さない

ようにするのが一番の事故対策です。

ドライブに出かける前に飲み物などを用意しておいたり、子どもが起きているときに一緒にトイレに行くなどして、熱中症の事故回避に努めるようにしてください。



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参考リンク

JAF [車内温度/春]
http://www.jaf.or.jp/eco-safety/safety/usertest/temperature/detail1.htm

株式会社 夢建築ホロン [熱の伝わり方]
http://yume-holon.jp/%E6%9C%AA%E5%88%86%E9%A1%9E/2339.html

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Posted at 2014/03/06 14:35:21 | コメント(1) | トラックバック(0) | コラム | イベント・キャンペーン
2014年03月04日
タイヤの慣らし運転の必要性について

新車購入時、あるいは、スタッドレスタイヤから新品の夏タイヤに交換するときに、「慣らし運転をしたほうがいいのか?」と気になることがあります。

最初は、ゆっくり運転するように気をつけていたのに、いつの間にか、慣らし運転をしていたことを忘れてしまう、そんな経験もあるのではないでしょうか。

本日は、タイヤの慣らし運転を(1)何のためにするのか?、(2)どのくらいの期間・距離すればいいのか?、(3)するべきか、しなくてもいいのか?、という点についてご紹介します。






タイヤの慣らし運転の目的は、(1)離型剤(りけいざい)を落とすこと、(2)タイヤのゴムとベルト(スチール)・カーカス(ナイロン、レーヨン等)をなじませること、の2つです。

離型剤は、タイヤ製造時に金型から外れやすくしたり、金型の汚れを防ぐ目的で使用されるもので、新品のタイヤの表面に付着しています。

離型剤が付着した状態では、タイヤ本来のグリップ性能が引き出せない、スリップしやすい状態です。

また、タイヤはゴムだけで構成されているわけではなく、スチールやナイロン、レーヨンなど、いくつかの素材を組み合わせて造られています。

そのため、タイヤの慣らし運転の目的は、表面の離型剤がなくなるのを待ち、タイヤを構成する素材どうしをなじませるため、ということができます。






タイヤの慣らし運転の方法は、基本的には、普段よりもゆっくり走行するだけです。

一般のタイヤなら、80km/h以下の速度で100km以上、スタッドレスタイヤは60km/h以下の速度で200km以上走行すれば、慣らし運転は完了です。

ただし、気をつけるべき点は、新品のタイヤが成長することです。

"成長する"というイメージが分かりにくいかもしれませんが、構造部材が馴染むことによって、

 サイズが大きくなる(膨張する)

ことです。

タイヤが膨張すれば、当然、空気圧が低下しますので、慣らし運転中は、頻繁に空気圧のチェックが必要になります。






タイヤの慣らし運転をするべきかどうか、と気になるかもしれませんが、高速走行をするのでなければ、神経質になる必要はないかもしれません。

ただし、空気圧が減りやすいことと、普段よりもスリップしやすい点だけは、念頭に置いておくと安心ですね。


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参考リンク

BRIDGESTONE [タイヤの基本構造]
http://www.bridgestone.co.jp/personal/knowledge/maintenance/01_02.html

Wikipedia [離型剤]
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9B%A2%E5%9E%8B%E5%89%A4

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Posted at 2014/03/04 12:21:29 | コメント(1) | トラックバック(0) | コラム | イベント・キャンペーン
2014年03月02日
「なぜいけない?」~バッテリーの過充電について~


冬の寒い季節や夏の暑い時期は、バッテリーに負担がかかるといわれますが、バッテリーが上がってしまったときに

 バッテリーの補充電

をすることがあります。


このときに「少しでも多くの電気を供給しよう!」ということで、充電のしすぎ、つまり

 過充電

の状態になる場合があります。

バッテリーに必要以上の充電をしてしまうのは良くないことですが、なぜいけないのか?についてご紹介します。




まず、バッテリーを過充電してしまうと、電解液(バッテリー液)の液量が減少します。



バッテリーの充電・放電の化学式は、正極・陰極をまとめると上のようになります。

この式をみると放電されたバッテリーの内部には水(H2O)が多くなり、比重が下がることが分かります。

逆に、充電するときには、水を水素と酸素を別の形にして電解液に戻しますが、満充電後は、電解液の中の水が電気分解を起こし電気エネルギーを消費しているだけの状態になります。

つまり、水素と酸素という気体を発生させ(外部に放出し)、電解液の量が減ってしまうことになります。






電解液の水から酸素や水素が発生することをガッシングと言いますが、過度なガッシングとなると、引火や爆発の危険性が高まります。

とくに冬の寒い時期は、静電気も発生しますので、過充電による事故に気をつけなくてはなりません。

また、電解液が減ったまま使用すると、バッテリー本来の性能を発揮できないばかりか、

 ・バッテリーの金属部分が露出
 ・劣化がさらに進むと内部で火花が発生することがある
 ・内部の水素ガスに引火・爆発


ということも起こり得ます。

そのため、電解液が減っているのを確認したら、早目に

 補充液(精製水)

を補充するようにします。






ごくまれに「なんでこんなに電解液が減るんだろう?」という場合がありますが、自動車の充電系(オルタネーター)の故障が原因であることもあります。

充電系の故障の場合、鼻をつく刺激臭がすることで気づく場合もありますが、日頃からバッテリーの液量を確認し、異常を早めに見つけることが重要です。



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参考リンク

ジーエス・ユアサ バッテリー [これはやっちゃダメ|過充電]
http://gyb.gs-yuasa.com/support_car/no/over.html

Wikipedia [鉛蓄電池]
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%89%9B%E8%93%84%E9%9B%BB%E6%B1%A0

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Posted at 2014/03/02 12:57:50 | コメント(1) | トラックバック(0) | コラム | イベント・キャンペーン