2014年03月16日
運転中の腰への負担について


長時間の運転をしていると、疲労がたまってきますが、疲労のたまりやすい個所に「腰」があります。

腰を痛めてしまうことを「腰痛」といいますが、人間が二足歩行をするようになったことが原因で、人間の宿命ともいわれているものです。

業務中にけがや病気になり、4日以上の休業をした、いわゆる職業性疾病の6割が「腰痛」だといわれています。






腰痛は病気の名前、と思われるかもしれませんが、腰の痛みやはり、不快感などの症状のことを言います。

腰を痛めてしまったときに病院で治療を受けることがありますが、原因を特定できる「特異的腰痛」は全体の10%~15%で、全体の85%~90%は、原因が特定できない「非特異的腰痛」になります。

腰が痛むけど原因を特定できない、長期間にわたって苦痛を伴ったり、仕事を休まなくてはならないことがあるので、腰を痛めないための予防が重要になります。






腰痛になる原因の一つに「血行不良」があります。

血行不良は、自動車の運転や長時間のパソコン作業、ストレスによっても生じます。

血液の流れが悪くなると、血管の末端にまで、十分な酸素や栄養素が送り届けられなくなります。

その結果、筋肉の中に乳酸などの疲労物質がたまり、それが神経を刺激することで"腰の痛み"となって現れるそうです。

血行不良による弊害は、腰の痛みだけでなく、肩こりや頭痛、冷え症などの原因にもなりますので注意が必要です。






自動車を運転するときの姿勢が悪く、そのことが原因で腰痛になることがあります。

一時的なものは、先に説明したような「血行不良」などが原因になりますが、長時間の運転によって「骨盤のズレ・歪み」が生じることがあります。

「骨盤がずれるなんて」と思われるかもしれませんが、

 ・子どもの頃に強く腰をぶつけた
 ・高いヒールの靴を履いている
 ・骨盤を支える腹筋の衰え

によっても骨盤がずれたり歪んだりするそうです。


一度、骨盤がずれてしまうと、自分で治すことが難しく、慢性的な腰痛や頭痛・肩こりに悩まされることもあるので注意が必要です。

普段の生活では、骨盤のずれが生じないようにするため、

 ・正しい姿勢を保つ
 ・腹筋を意識して使うようにする
 ・体の重心のバランスを整えるため、利き手・利き足と異なる手足を使う


などが重要だといわれています。

自動車の運転では、適度な休憩を取るようにし、正しい姿勢となるようにシートを調整して、できるだけ腰への負担が少なくなるようにしましょう。



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参考リンク

厚生労働省 [運送業務で働く人のための腰痛予防のポイントとエクササイズ]
http://www.mhlw.go.jp/new-info/kobetu/roudou/gyousei/anzen/dl/131025-02.pdf

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Posted at 2014/03/16 11:54:50 | コメント(3) | トラックバック(1) | コラム | イベント・キャンペーン