2014年03月12日
車間距離の取り方

追突事故は、交通事故のなかでも発生する割合が多く、交通事故全体の9割を占める「車両相互事故」のなかで最も多いのが「追突事故」です。

追突事故を起こさないようにするには、

 車間距離

をとることが重要だといわれますが、

 どのくらいの距離をどうやって取るのか?

が分かっていないことも多いと思います。

本日は、安全な車間距離の取り方についてご紹介します。






安全な車間距離が何メートル化については、

 速度計の示す数字から15を引いた数
 一般道では速度の半分の数


などというのを聞いたことがあります。

たとえば、速度計の示す数字から15を引いた数では、

 時速50km → 35m

となります。

ここで気づくと思いますが、「35m車間距離をとればいい」と分かったとしても、

 35mは、どのくらいの距離?

となり、結局は、ドライバーの"カン"で決められてしまいます。






アメリカやイギリスなどでは、車間距離を「距離」ではなく「時間」によって考えると教わるそうです。

日本でも「0102運動」というのがありますが、

 安全な車間距離は2秒以上あける

ようにするといいそうです。

自動車が2秒間にすすむ距離は、

 時速40km → 22m
 時速60km → 33m

になりますので、2秒あけることで必要最小限の車間距離を保てるようになります。






運転中に前走車との距離を時間で確認するには、

 前を走行する自動車が「電柱」を通過してから数え始め、自分がその「電柱」を通過するまでの時間

を測るようにします。

また、2秒を心の中で数えるときは、「イチ・ニ」と数えると2秒よりも少なくなりがちなので、「ゼロイチ・ゼロニ」と数えたほうが良いようです。

このような理由で「0102運動」と名付けられたのだと思いますが、実際にやってみると、

 こんなに車間距離が必要だったの!?

と驚く方も多いはずです。

一度、時間による安全な車間距離を測定し、自分の車間距離について確認してみてください。



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参考リンク

埼玉県警察 ゆとり車間距離0102運動の推進
http://www.police.pref.saitama.lg.jp/kenkei/kotuanzen/kotujikoboushi/0102undou.html

全自動車事故の発生状況 - 三井住友海上
http://www.ms-ins.com/pdf/rm_car/jiko_data.pdf

Wikipedia [Two-second rule]
http://en.wikipedia.org/wiki/Two-second_rule

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Posted at 2014/03/12 14:48:29 | コメント(5) | トラックバック(1) | コラム | イベント・キャンペーン