バッテリーは、夏と冬にトラブルが発生しがちであると言われます。
冬のバッテリートラブルの原因は、バッテリーそのものの能力が発揮できないことや、エンジン始動時に夏・春・秋よりも電力が必要であることが原因になったりします。
これは、エンジンオイルが固く、
始動時の抵抗が増えていることなどが原因です。
これに対して、夏場のバッテリートラブルは、通常は、
「電気の使い過ぎ」が原因となることが多くなります。
ほんの少し、注意するだけでバッテリートラブルを回避できることもありますので、本日は、簡単に注意点をまとめてみたいと思います。
◆電力の消費、ナンバー1はエアコン
夏の暑い時期は、エアコンなしで過ごすのは困難であると考えられます。
しかし、家庭のエアコンと同じように、自動車についても電力を大きく消費するのがエアコンとなります。
家庭用のエアコンと違うのは、基本的に、エアコンのコンプレッサーはエンジンの回転より駆動しているものですので、バッテリーには影響を与えるものではありません。
そのため、電力を大きく消費しているのは、
エアコンの風を送る「ファン」が中心になっていることが分かります。
バッテリーのトラブルは、炎天下の中の渋滞などで発生しやすいものです。
渋滞で速度が落ちたり、停止したときには、
エアコンの「風量」を少し落とすようにすると安心だと思われます。
◆リアデフォッガーも電力を消費します!
自動車のリアウインドウに、"熱線"が付いています。
この熱線は、ガラスに曇りが生じたときに、ガラス全体を暖めることによって、曇りを取り除くためのもので、「リアデフォッガー」と呼ばれるものです。
そして、このリアデフォッガーも電力を大きく消費するものですので、
「スイッチが入れっぱなしだった!」
ということがないように注意してください。
日本の場合は、夏に雨が降ると、じめじめとして熱いだけでなく湿気も多くなり、ガラスに曇りが生じます。
エアコン・デフォッガー・ワイパーをフル稼働させている状態は、バッテリーにとって苛酷な状態となっていることがあります。
◆バッテリーの状態が良好であれば、気にしなくても良い!?
バッテリーのトラブルは、ほとんどの場合、「劣化したバッテリーに発生」しています。
つまり、普段から自動車によく乗っている、という方の場合は、心配しなくても良いかもしれません。
逆に、普段、あまり自動車の運転をせず、「連休だから、たまには出かけようか!」という場合に、劣化しているバッテリーの限界を超えてしまい、始動不能となることが多いように感じます。
そのため、普段、運転をあまりしない方は、
"バッテリートラブルがあるかもしれない"と考え、ブースターケーブルなどを用意しておくと安心です。
楽しい夏のお出かけが、"台無し"とならないように注意してください☆
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【参考リンク】
Wikipedia [デフォッガー]
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%87%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%83%E3%82%AC%E3%83%BC
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Posted at 2013/07/11 01:01:59 | |
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