楽しみにしていたドライブも、同乗者が乗り物酔いを起こしてしまうと心配になりますし、楽しむどころではなくなってきます。
小さなお子様のいる家庭では、
「乗り物酔い」の対策もしっかりすることで、安心して出かけることができると考えられます。
本日は、「薬」以外の乗り物酔い対策についてご紹介します。
■そもそも「乗り物酔い」って何?
乗り物酔いは、
「加速度病」あるいは
「動揺病」と呼ばれる病気のひとつになります。
自動車や船など、複雑な動き・加速を受けることで、自律神経の調節がうまく機能しなくなり、吐き気やおう吐などの症状となって現れるものです。
補足)自律神経:体内にある神経は
"体性神経"と
"自律神経"に区分されます。簡単には、自分の意思でコントロールできるのが"体性神経"、体温の調節や心臓の動き・血圧などをコントロールしているのが"自律神経"です。
つまり、自動車などの複雑な動きによって自律神経の調節機能が失われてしまうのが「乗り物酔い」、ということができます。
■乗り物酔いになりやすい条件
一般的には、
「睡眠不足」「空腹」「急のつく運転」「車内での読書」の4つが乗り物酔いになりやすい条件と言われています。
たとえ大人でも、睡眠不足で空腹時に車内で読書をしている場合に、ドライバーが急発進・急ブレーキを繰り返すと、乗り物酔いになってしまうと言われています。
そのため、ドライバーの立場で対応できることは、
・急のつく運転をせず、余裕をもった運転を心掛ける
・車内で食べることができる"おやつ"などを用意しておく
・ゲームや読書などはせず、遠い景色を見るような会話を心掛ける
などです。
■それでも乗り物酔いになってしまったら?
乗り物酔いの症状は、吐き気やおう吐、頭痛など様々です。
少しでも症状がでたときは、早めに休憩するようにし、症状が治まるのを待つようにする方が良いと思われます。
たかが"乗り物酔い"と思われるかもしれませんが、小さなお子様がおう吐を繰り返して脱水症状を起こしてしまうこともありますので、注意するにこしたことはありません。
また、普段から公園のブランコや鉄棒で遊ぶようにすると、
"乗り物酔い"を克服するための訓練にもなるようです。
親子で楽しく遊び、乗り物酔いを克服する目標を作ってみるのも良いかもしれませんね☆
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【参考リンク】
Wikipedia [乗り物酔い]
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B9%97%E3%82%8A%E7%89%A9%E9%85%94%E3%81%84
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Posted at 2013/06/25 01:01:13 | |
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