最近は何かと
「コミュニケーション」の大切さについて、話しを聞くことが多くあります。
コミュニケーション能力、あるいはスキルの上達についての本が出版されたり、求人においても
コミュニケーション能力が高い方
という条件が出されるようにもなっています。
また、車社会においても、言葉以外による"意思の疎通"は重要だとされますが、そもそも
「コミュニケーション能力とは、どういうこと?」
と感じる人も多いのではないでしょうか。
説明する側、される側ともに「コミュニケーション能力」という言葉で
何を求め、求められているのか?
を理解することが重要だと思います。
本日は、コミュニケーション能力の意味を再確認し、自動車の運転におけるコミュニケーションについて考えてみたいと思います。
まず、「コミュニケーション」の意味を辞書で確認してみたところ、本来の意味は、
「ある所(の生物や無生物)から別の所(の生物や無生物)へ
エネルギー,物体,生物,情報などが移動し,
その移動を通じて移動の両端に,ある種の共通性,等質性が生じること」
になるそうですが、通常は、「他人どうしが分かりあえること」という意味で
「人から人への情報の移動によって生じた、共通の理解」
を指すことが多いそうです。
人と人とが会話などを通じて
「そうだよね!」
「いいね!」
と"
共通の感情"にスムーズにもっていける、あるいは、共感できる能力が「コミュニケーション能力」ということになります。
自動車の運転においても"コミュニケーション"が大切、といわれますが、自動車の運転の場合は、
言葉以外による意思の疎通
であることが前提になります。
自動車のコミュニケーション手段としては、
・ヘッドライト(パッシングによる意思表示等)
・ウインカー(進行方向の伝達やハザードランプによる意思表示等)
・クラクション(相手に危険を知らせる)
・ブレーキランプ(減速する意思表示)
などがあります。
人の場合でも自動車の場合でも同じですが、情報を伝える方よりも
相手の情報を受け取る能力
が高いほうが望ましいと考えられます。
自分の伝えたいことを必死に伝えるのは、子どもでもできることですが、相手の意志や伝えようとしている情報を理解し、適応していくには一定以上の能力が必要だと考えられるからです。
自動車の運転の場合は、
相手の意思(情報)をいかに受け取ることができるか?
が安全上、重要になります。
ときどき、自分の思いどおりの行動をしてくれなかったとして、
歩行者に向かってクラクションを鳴らす
人を見かけますが、誤ったコミュニケーションの取り方であることは言うまでもありません。
円滑で気持ちよく運転・歩行することを実現するためにも、相手の情報を受け取るコミュニケーション能力を身につけ、どのような状況にも対応できるドライバーになりたいものですね。
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Posted at 2014/04/15 12:29:31 | |
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