つい何日か前のことですが、逆走による交通事故が発生しそうになったのを見ました。
よくよく考えてみると、
"つい逆走をしてしまう"という人も多いのではないかと思い、テーマとして取り上げてみたいと思います。
逆走だけでなく、追越し時のはみ出し禁止にもなってしまうのが、上の画像のような
「片側車線が渋滞した状態」で生じます。
自分が渋滞のある方向に進むのではなく、あと10m~20m進めれば、右折や左折ができ、その方向に行きたいときに、
短い距離の逆走
をしているのを見かけます。
同じような状況で、交差点に右折レーンが設けられている場合で、そこに至るまでの何mかを逆走してしまったことがある、という人もいるのではないでしょうか?
本来は、このような状況でも、後方の車両は、車線を守り続けなくてはなりませんが、
逆走が生じやすく、事故も発生しやすい
状況になりますので、注意しなくてはなりません。
このようなケースで、交通事故が発生しやすいのは、
(1)追い越されたことに腹を立てる
(2)自分も大丈夫では?という気になる
(3)スピードが出やすく、危険回避が間に合わない
などが考えられます。
まず、自分よりも後ろの自動車(オレンジ)が対向車線を通り過ぎたときに、
抜かされた!
と感じてしまう人もいるのではないでしょうか?
わずかでも"イラッ"としてしまった状態での運転は、平常心のときよりも危険性が増していると考えられます。
そして、自分よりも後ろの自動車が逆走を成功させたことで、
「自分も大丈夫!」
という気にもなりがちです。
この「自分も大丈夫!」という気持ちは、無事に右折が完了できる、という意味だけではなく、より長い距離を逆走している車がいることで、
捕まらない!
という安心感も高まっていることが予想できます。
最後に、逆走状態から早く抜け出したい、あるいは、対向車が迫っているなどの理由で、
スピードが出ている
ことが多くなります。
心理的にも平常心ではなく、スピードも出ていることから、危険回避が難しくなるのは当然かもしれません。
このような事故の統計データが確認できませんでしたので、あくまで推測による記述になります。
このような短い距離の逆走による交通事故は、
逆走時に渋滞列から出る自動車と接触
するパターンではないかと思います。
逆走をしてしまう心理は、
・「抜かされた」ことによる苛立ち
・自分も大丈夫、という錯覚
・スピードを出しやすい
などと思われますが、普通にイメージすると、
自分が抜かそうとしている全てのドライバーもそう思っている
のではないかと思います。
つまり、1台が逆走をしてしまうと、芋づる式に逆走が発生し、交差点の近くの車両ほど対向車線に出てきやすい、ということが言えると思います。
違反になるからダメというのは当然ですが、わずかな時間のために事故を起こして後悔はしたくないものです。
渋滞時の
"短い距離の逆走"は、非常に危険な行為であると言うことができます。
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Posted at 2013/09/03 01:01:39 | |
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