2013年09月03日
意外とあるかもしれない、逆走による交通事故
つい何日か前のことですが、逆走による交通事故が発生しそうになったのを見ました。

よくよく考えてみると、"つい逆走をしてしまう"という人も多いのではないかと思い、テーマとして取り上げてみたいと思います。






逆走だけでなく、追越し時のはみ出し禁止にもなってしまうのが、上の画像のような「片側車線が渋滞した状態」で生じます。

自分が渋滞のある方向に進むのではなく、あと10m~20m進めれば、右折や左折ができ、その方向に行きたいときに、

短い距離の逆走

をしているのを見かけます。


同じような状況で、交差点に右折レーンが設けられている場合で、そこに至るまでの何mかを逆走してしまったことがある、という人もいるのではないでしょうか?


本来は、このような状況でも、後方の車両は、車線を守り続けなくてはなりませんが、

逆走が生じやすく、事故も発生しやすい

状況になりますので、注意しなくてはなりません。


この状況で事故が発生しやすい理由とは?



このようなケースで、交通事故が発生しやすいのは、

(1)追い越されたことに腹を立てる
(2)自分も大丈夫では?という気になる
(3)スピードが出やすく、危険回避が間に合わない


などが考えられます。


まず、自分よりも後ろの自動車(オレンジ)が対向車線を通り過ぎたときに、

抜かされた!

と感じてしまう人もいるのではないでしょうか?

わずかでも"イラッ"としてしまった状態での運転は、平常心のときよりも危険性が増していると考えられます。


そして、自分よりも後ろの自動車が逆走を成功させたことで、

「自分も大丈夫!」

という気にもなりがちです。

この「自分も大丈夫!」という気持ちは、無事に右折が完了できる、という意味だけではなく、より長い距離を逆走している車がいることで、

捕まらない!

という安心感も高まっていることが予想できます。


最後に、逆走状態から早く抜け出したい、あるいは、対向車が迫っているなどの理由で、

スピードが出ている

ことが多くなります。


心理的にも平常心ではなく、スピードも出ていることから、危険回避が難しくなるのは当然かもしれません。


典型的な事故のパターン!?



このような事故の統計データが確認できませんでしたので、あくまで推測による記述になります。

このような短い距離の逆走による交通事故は、

逆走時に渋滞列から出る自動車と接触

するパターンではないかと思います。


逆走をしてしまう心理は、

・「抜かされた」ことによる苛立ち
・自分も大丈夫、という錯覚
・スピードを出しやすい

などと思われますが、普通にイメージすると、

自分が抜かそうとしている全てのドライバーもそう思っている

のではないかと思います。


つまり、1台が逆走をしてしまうと、芋づる式に逆走が発生し、交差点の近くの車両ほど対向車線に出てきやすい、ということが言えると思います。


違反になるからダメというのは当然ですが、わずかな時間のために事故を起こして後悔はしたくないものです。

渋滞時の"短い距離の逆走"は、非常に危険な行為であると言うことができます。




お友達の申請、いつでもお待ちしてます

MKJPでは、皆様からのお友達の申請をいつでも歓迎します!

申請方法は、プロフィールページの「お友達に誘う」のバナーをクリックして、
メッセージを送信するだけです♪

申請ページ(プロフィール)はこちらです!
http://minkara.carview.co.jp/userid/1400958/profile/

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
Posted at 2013/09/03 01:01:39 | コメント(3) | トラックバック(0) | コラム | イベント・キャンペーン