2013年01月28日
充電受入率とは?

近年、エコカーの普及により「アイドリングストップ」機能の付いた車が普及してきています。

アイドリングストップは、赤信号で停止中のときにエンジンを停止し、ドライバーの発進する動作を検知して再始動する機構のことを言います。





たとえば、国内のメーカーでは、

トヨタ自動車  - TOYOTA Stop & Start System、スマートストップ
日産自動車   - PURE DRIVE アイドリングストップ
マツダ     - i-stop
三菱自動車工業 - オートストップ&ゴー(AS&G)
ダイハツ工業  - エコアイドル(eco IDLE)
スズキ     - アイドリングストップシステム

などをあげることができます。


また、アイドリングストップ車の登場に合わせて、アイドリングストップ車・専用のバッテリーも販売されるようになりましたが、


価格は2倍以上


となることもあり、アイドリングストップ車を所有するユーザーにとっては、定期的な「大きな出費」となってしまうことが心配されます。


ここで、


「アイドリングストップ車でも、普通のバッテリーで大丈夫じゃない?」


と期待を込めて考えている方もいますが、


アイドリングストップ車専用のバッテリーは何が違うのか?


を理解することで、一般のバッテリーが使えるかどうかを知ることができます。



アイドリングストップ車に通常よりも容量の大きなバッテリーが使用されているのは当然ですが、最も大きな違いは、


充電受入率(充電受入性)


というものになります。


充電受入率は、「電力を消耗したバッテリーが充電することで、単位時間あたりにどの程度回復するか?」という回復能力を示したものになります。

少し、説明が上手くできていないと思いますので、図で示すと





の様になります。


※この図は極端な例ですが、徐々に0に近づき劣化が早まることになります。



このように、急激に回復する能力がアイドリングストップ車のバッテリーに必要になります。


ところで、「チョイ乗りしかしないとバッテリーの劣化が早まるよ!」とききますが、それは、同じような理屈で





のような状態になっていることを意味しています。



このように見てみると、チョイ乗りでバッテリーの劣化が早まってしまうのも、アイドリングストップ車に通常のバッテリーを使用することも、


完全に"充電"される前に"放電"が行われてしまう


ことで、次第にバッテリーの能力が失われてしまうことが原因になります。



ということで、アイドリングストップ車には、「専用のバッテリーが必要」と説明されるのがほとんどだと思いますが、価格も高いものですので、


・充電受入率の違い
・価格の違い


などによって、それぞれ判断するようにしてみて下さい♪




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【参考リンク】

マツダCX-5 [画像をお借りしています]
http://www.cx-5.mazda.co.jp/

日産 [アイドリングストップ車用バッテリー]
http://www.nissan.co.jp/SERVICE/MAINTE/SHOMOHIN/BATTERY/IDOLINGSTOP-BATTERY/index.html

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Posted at 2013/01/28 01:01:08 | コメント(6) | トラックバック(0) | コラム | イベント・キャンペーン