2014年度のノーベル物理学賞に日本人が受賞したことがニュースになっています。
名城大学教授の赤崎 勇氏、名古屋大学教授の天野 浩氏、米カリフォルニア大学教授の中村 修二氏の3人が、青色LEDに関する発明で受賞することが決まりました。
日本人のノーベル賞の受賞は、私たちにも夢や希望、目標をもたらすもので、本当にうれしいニュースです。
本日は、彼らの功績のどこが認められたのか、これにより、世界の何が変わってきているのかなどについてまとめてみたいと思います。
まず、ノーベル賞が、どのような賞なのかについてですが、「ノーベル」というのは、
ダイナマイトの発明者 アルフレッド・ノーベル
の名前が由来となっています。
アルフレッド・ノーベル(1833年10月21日 - 1896年12月10日)は、ダイナマイトや様々な爆薬の開発・生産により、大成功を収めましたが、その一方で、爆薬や兵器の生産で巨万の富を築いたことに対する批判もあったそうです。
そのため、ノーベルは、遺言において
「私のすべての換金可能な財は、次の方法で処理されなくてはならない。
私の遺言執行者が安全な有価証券に投資し継続される基金を設立し、その毎年の利子について、前年に人類のために最大たる貢献をした人々に分配されるものとする」
と残し、この遺言に基づいて授与され続けているのが「ノーベル賞」になります。
では、今回、受賞が決まった、日本人の青色LEDに関する発明ですが、公式には、
「青色LEDの発明により、より効率的な"白色"の光源を可能とさせた」
と説明しています。
赤や緑のLED(ダイオード)は利用されていましたが、効率的な「青」がなかったため、
・ヘッドライトランプ
・蛍光灯
などに必要な「白」が表現できないでいました。
しかし、1990年代に青色LEDの開発がされてからは、次第にエネルギー効率の良い、
白いLEDランプ
が普及するようになってきました。
LEDランプは、ハロゲンランプ・蛍光灯などよりも効率的に(少ないエネルギーで)発光できますので、
電力が不足している地域に明かりを灯せるようになる
という、世界中の人々にインパクトをもたらす発明です。
これまで、インジケーター(計器・指示器のランプ)としてしか利用できなかったものを「照明」として使用できるようになっていますので、この発明のすごさが実感できると思います。
今回の青色LEDに関するノーベル賞の受賞は、本当にインパクトのあるものでしたが、私たちを支えるすべての人々の努力によって技術の進歩があることが分かります。
すべての人々の努力に感謝するのはもちろん、自分自身も努力していかないといけないと痛感させられるニュースだと思います。
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Posted at 2014/10/10 12:12:27 | |
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