一番最初に買った車・・・

MKJPの河村です。

一番最初に買った車って覚えていますか？

車好きなら覚えている人が多いと思いますが、僕の場合は特別記憶に残っています。


最初に買った車は、ホンダ「シビッククーペ（E-EJ1）」です。

SOHC-VTECの1600ccであまり走り向けの車ではなく、アフターパーツもあまりありませんでした。

しかし、2001年に上映された「ワイルドスピード」で、窃盗集団の改造車として登場し、

一躍有名車種となりアフターパーツが一気に登場するようになりました。

当時、自分の車がカッコイイ映画に登場したことで、まるで自分の愛車が映画デビューしたような気になって浮かれていたのを覚えています。


それから、シビッククーペのタイヤやホイールを替えたり、むき出しエアクリをつけたり、ECUを速くなるものに変えたり、スモークコーナーレンズに変えたり、シートをBRIDEにしたり、オーディオをMDにしたり・・・したり・・・したり。。。

色々やりました(^-^)　徹夜で改造してた記憶もあります。

シビッククーペで、いろんなところに出かけたりもしました。

時には、友達と、家族と、恋人と・・・。沢山の思い出を作りました。

『あの人と一緒にあそこへ行ったのもあの車』
『あの山へ初めて走りにいったのもあの車』

　そんな記憶が沢山あります。


最終的に1994年から2002年まで8年間、距離にして170000キロ一緒に人生を走った愛車です。ある意味、乗っていた8年間は家族より、時間を共にしていたかもしれません(^-^;


でも、実はこの車との別れは盗難されるという突然のものでした。2002年に盗難にあい乗換えをせざるを得なくなりました。


盗難されたときは、今までの思い出などが一緒に奪われた気持ちでした。まさに唖然というものでした。大切なパートナーのような存在だったため、ものすごくショッキングでした。


しかし盗難された際に止めていた駐車場が広い荒野でひと気も少なく、管理人がいないような駐車場であった事、３日間という長期で止めていた事、またそのころは防犯意識がまったくなく、セキュリティーも何も装備せずに、盗られるなんて心にも思っていなかったので、そいうった面で私自身にも問題があったと今は感じています。

長い間、長い距離を走って色々勉強させてもらった車です。走りや改造に目覚めさせてもらったのもこの車のおかげだったといえます。

最終的に盗難という形で、車の大切さを最後まで教えてくれた愛車です。
いま、こうやって車に携わって色々な人にメンテナンスの楽しさ、車の楽しさを伝えることができるのも、シビッククーペのおかげです。