フォグランプが装備されている自動車がありますが、一般には
悪天候時に使用する
ものと理解されています。
しかし、使用方法を誤ってしまうと、他のドライバーに眩(まぶ)しいと感じさせてしまったりすることで、交通の妨げになってしまう可能性のあるものです。
フォグランプのルールに関しては、意外と知らないこともあると思いますので、基本的なルールについてご紹介したいと思います。
まず、フォグランプとヘッドランプとの大きな違いは、
・フォグランプ:焦点を定めず、近くを左右に広く照らす
・ヘッドランプ:焦点を定め、前方を遠くまで照らす
ことを目的としています。
夜間走行のときにヘッドランプを使用して、視認性を高めるのはもちろんですが、
悪天候で視界が悪いとき、霧が発生しているとき
にフォグランプを併用するのが基本的な使い方です。
とくに霧が発生しているときは、ヘッドランプの光が水滴に反射してしまい、視界を確保することが難しくなりますので、フォグランプを上手に活用する必要があるといえます。
しかし、日没時刻を過ぎてからは、
フォグランプだけでの走行
は、
「無灯火運転」による取り締まりの対象になりますので注意するようにしてください。
他の自動車のフォグランプに
「眩しいな~」
と感じることがあるように、使用方法によっては、フォグランプは他の交通の妨げになることもあります。
フォグランプは、「近くを左右に広く」照らすものですので、他のドライバーに対し
歩行者や自転車、バイク等を見えなくさせる
ことがあります。
市街地でのフォグランプの使用を禁止している国もあるそうですので、
市街地では、悪天候時だけ使用する
というのがいいと思います。
フォグランプの装備されていない自動車に、後から取り付けるという方もいると思いますが、取り付けにあたっては細かいルールがあります。
「道路運送車両の保安基準」では、フォグランプ(前部霧灯)について、
・他の交通を妨げないものである
・色は白または淡黄色で統一されていること
・上縁の高さが80cm以下、下縁の高さが25cm以上であること
・外縁が自動車の外側から40cm以内に取り付けること
など、細かい基準を設けています。
これ以外にも取り付けにあたっての基準がありますので、よく確認した上で取り付けるようにしてください。
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道路運送車両の保安基準(前部霧灯)
http://www.mlit.go.jp/jidosha/kijyun/hoankijyun/hoan_033_00.pdf
Wikipedia [フォグランプ]
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A9%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%97
HONDA [ライト類の使い方を知ろう]
http://www.honda.co.jp/afterservice/advice/light/index.html
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Posted at 2014/04/23 12:04:32