テレビニュースなどで、自動車や家電製品のリコールが話題となることがありますが、
「そもそもリコールって、どういう仕組みなの?」
と思うことがあります。
製造段階での不具合が原因で
「事故」や「火災」につながるときに公表されるもの、ということは分かりますが、それがどんな基準で行われているかは難しいと思います。
本日は、リコール制度(自動車)の仕組みについてご紹介します。
まず、リコール制度を理解するには、
「道路運送車両の保安基準」というものがあることを知る必要があります。
自動車の構造や装備について
「自由に製造してもいいですよ!」
としてしまっては、安全上、あるいは、環境の保全目的の上で問題となる場合があります。
そのため、安全性の確保や公害の防止を目的とする「道路運送車両法」の第40条に
「国土交通省令で定める保安上又は公害防止その他の環境保全上の技術基準に適合するもの」
でなければ運行してはならないと規定されています。
この技術基準を具体的に説明しているのが
「道路運送車両の保安基準」です。
リコール制度は、製造上の問題で「道路運送車両の保安基準」に適合していない、あるいは、適合しなくなる恐れがあるときに
メーカーが必要な改善措置をするために自動車を回収(recall)する仕組み
を言います。
「○○自動車が過去最大のリコールを届け出た!」
というニュースがあるように、わりと頻繁にリコールが行われているように感じます。
しかし、実際には、ニュースにならない細かいものまで含めると
このように
「年間100件ほど」のリコール届出が行われています(国産車のみで)。
3日に1回程度の頻度でリコール届出が行われていますので、
「もしかしたら自分の愛車も・・・・」
というケースも想定されるわけです。
今では「インターネット」がありますので、誰でも簡単にリコール情報を確認できます。
国土交通省のサイトにある
「自動車のリコール・不具合情報」
のコーナーを確認すると、自分の自動車の不具合について確認できます。
自動車の「車名」、「型式」、「届出日(リコールの)」を入力するだけで確認できますので、一度、自分の愛車について確認してみるといいと思います。
チャイルドシートやタイヤの不具合についても確認できますので、
「あれ!?何かおかしい・・・」
というときに利用してみるようにしてください。
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国土交通省 [自動車のリコール・不具合情報]
http://www.mlit.go.jp/jidosha/carinf/rcl/index.html
道路運送車両の保安基準
http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S26/S26F03901000067.html
道路運送車両法
http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S26/S26HO185.html
Wikipedia [リコール]
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%AB_%28%E8%87%AA%E5%8B%95%E8%BB%8A%29
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Posted at 2014/04/25 12:05:35