
「お互いに動いていても過失100:0!」センターラインオーバーについて
自動車同士の交通事故の場合、当事者の双方が"動いている"ときは、その過失が100:0にならないと考えている方が多いようです。
しかし、実際の交通事故では、両者が動いている状態でも100:0の過失割合となるケースがあります。
そのケースの1つに
「センターラインオーバー」がありますので、簡単にご紹介します。
■センターラインオーバーとは?
センターラインオーバーによる交通事故は、上の画像のように中央線(センターライン)を超えた車両との事故で、
基本的には、青い自動車に過失はない
ことになっています。
つまり、センターラインオーバーにより交通事故が発生した場合、上の画像の例なら、
オレンジの自動車:100%
青い自動車:0%
の過失割合となります。
ただし、青い自動車に著しい過失や重過失がある場合は、過失割合が修正されることもあります。
青い自動車の過失が認められるのは、
・オレンジの自動車がセンターラインオーバーしたのにブレーキを踏むなどの回避をしなかった
・前方不注視があり、避けることができなかった
・速度違反があった
などになります。
しかし、過失割合が修正される場合でも、1つ1つの項目は、10%~20%程度にとどまるものですので、センターラインをオーバーした方が重い責任を負うことになります。
■どのようなシーンで気をつけるべきか?
「センターラインをはみ出して交通事故など起こさないよ!」と考える方も多いかもしれません。
このように、駐車違反の車両を追い越したり、乗降中のバスを追い越したりするなど、センターラインをオーバーするシーンは、思っている以上に多いと思います。
そのため、追い越しが必要になったときは、「何かあったら、自分が過失100%」という意識を持って、より慎重な追い越しをする必要があります。
したがって、少しでも「大丈夫かな…」と感じたときは、対向車線をやり過ごすくらいの余裕が必要だと思います。
また、たまに追い越しをするときに、対向車線の自動車が「今、加速しなかった???」と感じることもありますが、そのようなことも想定しておくと安心です。
いずれにしても、
"追い越した側が第一当事者"であり、交通事故の加害者となってしまうことを忘れないようにしてください。
※画像のセンターラインが黒くなっています。白かオレンジか・・・と考えていたら、そのままアップしてしまいました。
次回からは、白かオレンジで作ります!
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【参考リンク】
Wikipedia [交通事故の過失割合]
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%A4%E9%80%9A%E4%BA%8B%E6%95%85%E3%81%AE%E9%81%8E%E5%A4%B1%E5%89%B2%E5%90%88
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Posted at 2013/05/07 01:01:11