死亡事故による犠牲者の数は、年々少なくなっていると言われています。
しかし、それでも年間5,000人以上の方が交通事故で亡くなっていますし、被害者と同程度の人が第1当事者(交通事故加害者)となっています。
近年、悪質なドライバーに対する厳罰を求める感情は強くなっていますので、過失が100%近くの当事者となってしまったときに、厳しい非難を向けられることもないとは言い切れません。
そのようなわけで本日は、「自分が死亡事故の加害者になってしまう確率」がどの程度あるのかについて計算してみたいと思います。
■平成24年度の交通事故死者数について
総務省にあるデータによると、平成24年度の交通事故による死者数は
「1年間で5,237人」です。
この数字は、交通事故が発生してから30日以内に亡くなられた方の人数で、前年比で270人の減少があったそうです。
年々減少傾向にあるのは良いことですが、1日あたり14.35人の方が交通事故で亡くなっていますので、他人事とは言うことができません。
■死亡事故を起こす確率を計算するのに必要なデータ
実際に、自分が死亡事故を起こしてしまう確率を計算するには、
「自動車を利用している人口」と
「何歳から何歳まで運転するのか?」というデータが必要になります。
自動車を利用している人口は、「マイカー」の台数で代用します。
※企業が保有する自動車については、重複するので加えない方が良いと考えました。
自動車検査登録情報協会によると、
58,483,021台
になります。
また、計算を簡単にするため、18歳から68歳までの
50年間、自動車に乗るものとして計算します。
■計算してみます
50年間、自動車の運転を続け、一生のうちに死亡事故を起こす確率は、
1-(1-5237/58483021)^50=0.004468 (0.4468%)
となります。
つまり、
223.8人に1人が死亡事故を起こす
という結果になります。
10年近く前、交通事故による死者数が多かった頃に計算して驚きましたが、意外と多いような気がしませんか?
■走行距離が多い方など、注意が必要です
走行距離に応じた保険料体系となる任意保険では、概ね
年間1万㎞程度
が料金設定の中間となっていると思われます。
免許を保有している人が年間何km走行するかの統計データはありませんが、「年間1万km」は一つの目安と考えて良いと思います。
仕事で運転をする機会が多い人や、週末は必ずドライブ!という方は「223.8人に1人」よりも高確率で、死亡事故の当事者となってしまいます。
十分に注意していても発生してしまうのが交通事故なのかも知れませんが、「絶対に死亡事故を起こしたくない!」という強い思いが安全運転につながるかもしれませんね。
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【参考リンク】
総務省統計局 [平成24年中の30日以内交通事故死者の状況について]
http://www.e-stat.go.jp/SG1/estat/List.do?lid=000001108454
自動車検査登録情報協会 [マイカーの世帯普及台数]
http://www.airia.or.jp/number/mycar.html
交通事故フリーイラスト素材
http://traffic-accident.biz/
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Posted at 2013/05/08 01:01:05