自動車を構成する部品は、1台につき2万~3万点にも及ぶといわれます。
劣化・消耗した部品は、交換が必要になりますが、交換のメリットが比較的多いものに
「O2センサー」というものがあります。
本日は、O2センサーの役割りについて、交換するメリットが大きい場合についてご紹介します。
名前くらいしか聞いたことがない、という方もいるかもしれませんが、O2センサーは、エキゾーストマニホールドの直後に取り付けられている部品です。
名前のとおりO2(酸素)濃度をリアルタイムで計測するためのセンサーです。ここで、酸素濃度の計測が必要になるのは、
「空気とガソリンの混合比が適正かどうか?」
を確認する必要があるためです。
エンジンでガソリンと空気が燃焼された後に酸素が多く残っている場合は、
ガソリン量が少ない
と判断し、逆に酸素が少なければ、
ガソリンが多すぎる
と判断し、ガソリン量と空気量を最適化するためのセンサーが「O2センサー」の役割りになります。
O2センサーのメンテナンスが必要になるのは、故障トラブルが多いことや排気ガス中の酸素濃度を測定するため"汚れ"やすいためです。
O2センサーが正しく機能していない状態では、適正なガソリン量を決定することができません。
理論空燃費といって空気とガソリン量は
「空気14.7:ガソリン1」が理想とされています。
この理想的な割合から離れれば離れるほど、
燃費が悪くなる
ということが起こりやすいのです。
そのため、
・燃費が悪くなってきたな…
・最近パワーが落ちているような…
という症状があったときは、O2センサーが原因かもしれません。
正しく機能していないO2センサーを交換すると、
・燃費向上
・エンジンパワーの回復
・有害物質の排出量削減
・触媒を劣化から守る
などのメリットがあります。
O2センサーの劣化・故障が疑われるときは、ディーラー・整備工場などで確認してもらうことをおすすめします。
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Wikipedia [三元触媒]
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%89%E5%85%83%E8%A7%A6%E5%AA%92
高感度O2センサーの開発 [デンソー]
https://www.denso.co.jp/ja/aboutdenso/technology/dtr/v17/files/7.pdf
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Posted at 2013/12/26 01:01:47