発達中の低気圧の影響で、関東甲信地方は15日未明から記録的な大雪となり、山梨県甲府市で積雪が100センチを超えるほどとなりました。
普段はあまり雪が積もらない地域に住んでいる人でも、今回はタイヤチェーンを装着したり、雪かきが必要になった、という方も多いのではないでしょうか。
本日は、自動車やカーポートに積もった雪がどのくらい重いのかについて考えてみたいと思います。
雪の重さを計算するときに必要な概念に「比重」というものがあります。
比重は、
「ある物質の質量と、その物質と同じ体積の標準物質の質量の比」と定義されていますが、一般的に
セ氏4℃の水
を標準物質として計算されます。
小学生か中学生の頃に10cm四方の容器に入れられた水の重さが「1kg」になると教わりましたが、比重が1、つまり雪が水とおなじ比重であるとすると
10cm四方の雪のかたまり = 1kg
ということになります。
実際には雪の比重は1未満になりますので、
雪の体積 × 雪の比重
で雪の重さを推測できます。
雪の比重は、「粉雪」「みぞれ」「ボタン雪」などで異なるものですが、一般には
0.2~0.5の間で計算されているようです。
建築基準法では、構造計算をする場合に
「積雪量1cmごとに1m2につき20N以上(比重にすると約0.2)」としなければならないとしていますし、カーポートのメーカーでは0.3で計算しているケースがあります。
ここでは、雪の比重を「0.3」として雪の重さを計算してみます。
10cm四方の容器に入れられた水の重さが「1kg」でしたので、同じ体積の雪の重さは、
1kg × 0.3 = 300g
となります。
今回の大雪では、東京都心部でも「27センチ」の積雪があったとニュース記事にありましたので、
このような体積の雪の重さは、上の計算を基準にすると
300g × 2.7 = 810g
になります。
計算を簡単にするため、1cm四方の面積に27センチの雪が積もった場合、
810g÷100=8.1g
になることを確認しておきます。
1cm四方の面積に27センチの雪が積もった場合、
8.1g
の重さになることを確認しました。
自動車に積もった雪の重さを知るには、
自動車の表面積(cm2) × 8.1g
で計算すればよいことになります。
たとえばトヨタのヴィッツ“GRMN ターボ”の場合は、
全長 3945mm = 394.5cm
全幅 1695mm = 169.5cm
となっていますので、長方形であると仮定すると
表面積 = 394.5 × 169.5
= 66867.75cm2
となります。
そのため、ヴィッツに27cmの雪が積もった場合、おおよそ
66867.75 × 8.1g = 541628.8g
約541kgの重さになることが分かります。
カーポートやガレージの屋根に積った雪の重さが心配になったときは、雪の比重を推測しておおよその重さを計算してみてください。
※記事中の計算に一部誤りがあり、修正させていただきました。
ご指摘いただきました とかち@Z34濃紺 様、ありがとうございました。
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goo辞書
http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/jn2/184634/m0u/
Wikipedia [比重]
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AF%94%E9%87%8D
【LIXIL トステム】折板カーポート
http://tostem.lixil.co.jp/lineup/exterior/carport/teriosport3/
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Posted at 2014/02/16 13:49:40 | |
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