ナンバープレートの数字の前に「ひらがな」があるのは、みなさんもご存じのとおりです。

ナンバープレートの雑学で、

　ひらがなの部分が「わ」の場合、その自動車は「レンタカー」

というものがあります。

しかし、北海道のレンタカーにだけは、これまで「わ」ではなく「れ」が使用されていたのをご存知でしょうか？

本日は、今では見ることができないかもしれない、「れ」のレンタカーについてご紹介します。






ナンバープレートに「地名」が表示されているのは分かりますが、ひらがなの意味・役割については、あまり聞くことがありません。

ナンバープレートの「ひらがな」は、自家用や事業用などの

　自動車の用途

について区分するものだそうです。

たとえば、軽自動車以外の乗用車のでは、

　さ・す・せ・そ・た・ち・つ・て・と・な・に・ぬ・ね・の・は・ひ・ふ・ほ・ま・み・む・め・も・や・ゆ・ら・り・る・ろ

の場合は、自動車が「自家用」として登録されていることを示しています。

同様にレンタカーの場合は、

　れ・わ

が使用されています。

現在では、「れ」のレンタカーは、ほとんど見かけませんが、北海道に行くと見れる可能性があるそうです。






北海道にだけ「れ」のレンタカーが存在する可能性があるのは、ファックスの精度が悪かったから、という説があります。

昭和46年の通達で

　レンタカーは「わ」で統一

ということが決まったときに、その連絡手段が「ファックス送信」だったそうです。

古い時代のファックスだったので、

　「わ」を「れ」と読み間違えてしまった！

というのが、北海道にだけ「れ」のレンタカーが存在していた理由だそうです。






レンタカーのナンバープレートのひらがなについては、

　本来、「わ」と「れ」から選べた

という説明も見かけます。


「レンタカーは『わ』、あるいは『れ』にしましょう」という通達が出たときに、

　偶然、北海道運輸局だけが「れ」を選んだ

という説明があります。

４７の都道府県のうち、北海道だけが「れ」を選ぶというのも不思議ですが、何らかの理由で

　北海道に「れ」のレンタカー

が存在したそうです。

しかし、今から約１０年ほど前に北海道のレンタカーのナンバープレートも

　全国にあわせて「わ」

に統一しましたので、今では、「れ」のレンタカーは見られないかもしれません。


もしどこかで普通車の「れ」を見かけたら、それは、もの凄く珍しいナンバープレートではないでしょうか。

本日の情報は、あくまでも「噂」として聞くことがあるものですが、皆さんは、どちらが本当だと思いますか？




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Wikipedia [日本のナンバープレート]
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E3%83%8A%E3%83%B3%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%97%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%88

マイナビニュース [北海道でうわさの「れれれのレンタカー」伝説とは?]
http://news.mynavi.jp/articles/2012/08/31/ryokohokkaido/

ナンバープレート情報局
http://www.k5.dion.ne.jp/~nplate/misc/m40_kana.html



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