私たちがイメージするコインパーキングというと、



上の画像のような、ロック板を備えたものだと思います。

ロック板にタイヤを乗り上げると、その重みで「駐車があったこと」が分かる仕組みとなっています。

しかし、最近では、このロック板が存在しないコインパーキングもあり、

　いったい、どのようにして管理しているんだろう？

と疑問に思うことがあります。

本日は、ロック板のないコインパーキングの仕組みについてご紹介します。






従来の「ロック板がある」駐車場の場合、

　ロック板への接触事故

という問題がありました。

ロック板があるコインパーキングを利用したことがある方なら分かると思いますが、

　・駐車するときにロック板に接触してしまう
　・板が上がった状態で自動車を動かしてしまう
　・スライドドア下部に接触し、傷がついてしまう

ということが発生します。

都心部のコインパーキングでは、１台あたりの駐車スペースが少ないので、より慎重な運転操作が求められているといえます。

車庫入れが得意な方は大丈夫ですが、苦手意識を持たれている方にとっては、「できれば避けたい…」と感じてしまうこともあるのではないでしょうか。






これに対して、ロック板がないコインパーキングには、自動車が動かせなくなるような設備は、なにもありません。

「これでは、不正利用が増えてしまうのでは？」と思われるかもしれませんが、車両の管理は、

　監視カメラ

によって行われています。

駐車場への入庫や出庫の検知はもちろん、駐車している１台１台のナンバープレートをインターネットに接続された監視カメラ、ナンバー読取りシステムで管理していますので、

　従来よりも不正利用が起きにくい

と思われます。

万一、ナンバープレートが隠された車両が入庫したときでも、警報ブザーが鳴り、提携している警備会社が駆け付ける仕組みになっていますので、簡単には、不正利用ができない仕組みとなっています。






ロック板がないことの、もう１つのメリットは、

　停電や災害時でも自動車を動かせること

です。

ロック板式のコインパーキングでは、停電や災害時に「自動車を移動できなくなる」ということが起きえますが、ロック板がなければ、このような問題も生じません。

従来よりも駐車がしやすく、防犯面も強化されていますので、コインパーキングを利用する機会があるときは、ロック板のないサービスも利用してみてはいかがでしょうか。





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Wikipedia [コインパーキング]
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%91%E3%83%BC%E3%82%AD%E3%83%B3%E3%82%B0

ParkJapan [ロック板のない駐車場]
http://www.parkjapan.com/lockless/



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