2013年11月14日
「本気で言ってます?」~国民生活センターに寄せられた信じがたい相談内容について~
「本気で言ってます?」~国民生活センターに寄せられた信じがたい相談内容について~



国民生活センターは、「国民生活の安定および向上」を目的とする国の機関で、主に消費者トラブルの解決に向けた活動をしています。

通販で購入した商品に欠陥があるとき、あるいは、注文した商品と異なる商品が届いたときなどに相談することができます。

国民生活センターのホームページには、相談を受けた内容なども公開されていますので、事前に

「どのようなトラブルが生じやすいのか?」

ということも確認できます。


しかし、中には「え~!そんなことで相談するの?」というものもあり、「その内容で苦情を申し出るのは少し無理があるのでは…。」と感じられるものもあります。

本日は、国民生活センターに寄せられた、少し信じられない相談内容についてご紹介します。



「海外ブランドのコートがダメになったじゃない!」



20歳代の男性・Aさんは、半年前にアウトレットモールで有名ブランドのトレンチコートを購入しました。

1シーズン着用して「コートを洗おう!」と思って表示を見ると

・手洗い不可
・ドライクリーニング不可


と表示されています。専門店に相談するよう表示されていたのでクリーニング店に相談したところ、

「うちでは洗えません!」

と断られたものの、

むりに頼みこんで

クリーニングしてもらうことにしました。

その結果、裏地に使用されている接着剤がはがれ異臭を放つようになり、コートを着ることができない状態になります。

「8万円もするコートで、短期間しか着ていないのに納得できない!」

という相談があったようです。



「左折時の事故の原因は、自動車の構造が原因だ!」



50歳代の女性・Bさんは、左折の際の見落としが原因で、人身事故を起こしてしまいました。

「見落としが原因」ということになってはいるものの、事故の原因は

死角が多くなる幅の広いサイドミラー

のせいだと思っているようです。

メーカーは、国の基準の範囲内に製造されているので問題ないと説明しているが、「自動車の構造の欠陥による事故ではないか?」という相談のようです。



「Aピラーがじゃまだ!」



70歳代の男性・Cさんは、軽自動車を購入しました。

しかし、Cさんが購入した軽自動車を運転してみると、想像以上にAピラー(フロントガラスの淵の部分)が太く、右左折時に危険であると感じます。

そこでCさんは、販売店に車種の変更を相談するものの

「下取りになります。(中古車の売却+再購入)」

という説明を受けたようです。

「危険な自動車を販売しているほうが悪いのに、なぜ、無償で交換ができないのか?」という相談があったようです。



冷静になっている人がこのような事例を読むと、

「少し無理があるよね…。」

と分かります。

しかし、"損をしたくない!(コート・Aピラー)"、"自分は悪くない!(事故)"と強く感じたときに、自分も同じようなことをしてしまう可能性もあります。

常に、冷静で客観的に自分を評価できるようになりたいものですね。



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参考リンク

国民生活センター [相談事例と解決結果]
http://www.kokusen.go.jp/jirei/info.html

乗用車の視界
http://www.kokusen.go.jp/pdf/n-20080703_1.pdf

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Posted at 2013/11/14 01:01:18

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