住宅街などに入ると、次のような交差点に遭遇することがあります。
ここで、画像の左側から右側に向かって、自動車が通過した場合、
ヒヤリとしてしまい、人によっては、
「危ないな~、よく確認もしないで・・・」
と感じるかもしれません。
また、左側から入ってきた自動車が、よく確認もせず、左折した場合、
クラクションを鳴らしてしまう方や、文句を言ってしまう方も出てくると思います。
しかし、このようなシーンで道を譲らなくてはならないのは、
相手方ではなく、自分
です。
■上から見てみます。
このように、上から見た図で描いてみると、どちらが優先されるかが、すぐに分かると思います。
しかし、実際に自動車を運転している場合は、
自分は直進だから
という気持ちが働き、無意識のうちに自分が優先であると思ってしまうことがあります。
もちろん、道幅が異なっている場合など、こちらが優先となることもありますが、
原則、左から入ってくる自動車は「優先」
というのを忘れてしまいがちです。
ちなみに、このような「信号のない交差点で、道幅が同じ場合」の交通事故の場合、
過失の基本割合 自分:60/相手:40
で、自分が第1当事者となってしまいます。
意外に思う方もいるかもしれませんが、
左折で入ってきた事故も同じ
です。
■なぜ、左から入る自動車が優先か?
では、なぜ、「左から入ってくる自動車が優先されるのか?」を考えてみたいと思います。
左から入る自動車が優先されることを
「左方優先」といいます。
その理由は、簡単にいうなら、
相手方の自動車を先に発見することができるのが、右から来る自動車
だからです。
先に相手方を発見できる自動車に事故回避のための行動(ブレーキ)を起こさせることで、交差点での事故を防ごうとするのが、左方優先の考え方です。
■左方優先を意識しなくなったのが、忘れる原因?
自動車の免許を取得するときは、必ず「左方優先」について学んでいると思います。
しかし、同じ道幅の交差点でも、上の画像のように「止まれ」の標識が設置され、あまり意識しなくても交差点の事故を回避できるようになっている気がします。
しかし、全ての交差点に「止まれ」の標識があるわけではなく、幹線道路を直進している場合など、道路外からの進入の場合は、
直進が優先
というシーンがほとんどだと思われます。
そのため、このように左から入る自動車を優先しなければならない場合に、
自分が優先だ、という錯誤が生じてしまう
ような気がします。
ときどき、「左方優先」ということを思い出し、このようなシーンでの事故も予防できるようにしないといけませんね。
また、間違っても、左から入る自動車に対しクラクションを鳴らしたり、暴言を吐くような行為は慎まなければいけませんね。
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Posted at 2013/05/20 01:01:32