2013年05月13日
燃費の良い自動車ほど「実走行燃費」が落ちやすい理由
燃費の良い自動車ほど「実走行燃費」が落ちやすい理由


「カタログ燃費」「実走行燃費」に違いが生じるのは、よく言われることだと思いますが、燃費の良い自動車ほど、その差が大きくなる傾向にあります。

言葉で表現すると分かりにくいですが、たとえば、

・トヨタ アクア
・トヨタ bB
・スバル インプレッサ WRX STI

を比較した場合、





最もカタログ燃費の良い「アクア」が

実走行燃費との誤差が大きい

という傾向になりやすい、ということです。



実際、アクア、bB、インプレッサの燃費を調べてみると、





となり、4割近くカタログ燃費との差があります。



■理由は単純です!

では、「なぜ、カタログ燃費の良い自動車ほど、実走行燃費との誤差が生じやすいのか?」を説明します。

燃費試験は、「室内試験場」で道路上の運転を再現していますので、

カタログ燃費よりも実走行燃費が悪くなる

ことは分かります。


そして、たとえば、同じ100km走行する場合を考えると、カタログ燃費で計算する場合の必要なガソリン量は、

・アクア    :  2.5L
・bB     :  6.25L
・インプレッサ : 10L


となります。


しかし、実際に公道を走行させる場合は、エアコンやブレーキランプなどに必要となる「+α」のエネルギーが必要になり、その必要量は車種にそれほど影響されない、と考えられます。


そのため、実際に必要なガソリン量は、

・アクア    :  2.5L+α
・bB     :  6.25L+α
・インプレッサ : 10L+α


となります。


そして、エネルギー全体量(ガソリン量)に占める「+α」の割り合いは、


アクア > bB > インプレッサ


の順に小さくなります。





つまり、カタログ燃費の最も良いアクアが、実走行燃費との誤差が大きくなりやすい、ということになります。



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Posted at 2013/05/13 01:01:46

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