自動車を購入するときと同じように、売却するときも「価格」が気になるものです。
提示された査定額をみて、
「えっ!購入したときは、もっと高かったのに…」
と少しがっかりしてしまうことも多いのではないでしょうか。
本日は、中古自動車の査定制度の仕組みと、査定額に違いが生じる理由などについてご紹介します。
「査定」という言葉を辞書で調べてみると、
金額や等級、合否などを調査した上で決定すること。
とあります。
使用例として、
・ボーナス査定
・勤務態度を査定する。
などありますので、簡単には数値化(金額の決定)できないものについて、一定のルールのもとに決めていく手続きが「査定」ということのようです。
このことから分かるように、中古車の査定の場合は、
一定のルール(中古車査定制度)の下で中古車の価値を決める手続き
が「査定」ということになります。
具体的な査定額の決定は、評価の基準である「標準状態」がスタートとなります。
具体的には、査定を受ける中古車が標準状態であれば、
中古車の車種(年式・型式)ごとに決められている「査定基準価格」
が査定額となります。
ここで、中古車の「標準状態」というのは、
1.内装・外装に傷がないこと
2.エンジンや足回りが良好で、走行に支障がないこと
3.車検の残りが3か月以内
4.年式に合った走行距離であること
5.タイヤの残り溝が1.6mm以上あること
6.修復歴、改造、腐食、異臭などがないこと
となります。
車検が多く残っていたり、年式の割に走行距離が短いなどの「プラスの要因」があるときは、
査定の加点
となり、逆にボディのキズや内装の痛みがひどかったりすると、
査定の減点
となります。
このように、基準となる「査定基準価格」をスタートに、各項目の加点と減点をした上で最終的な査定価格が決まることになります。
このように説明すると、
査定は、どこに出しても同じ!
という印象を受けるかもしれません。
しかし、基本的な評価方法は同じでも
・都道府県ごとの地域性(小売り販売価格の違い)
・買取店ごとの諸経費・整備費・粗利の設定額の違い
などによって、査定額が変わることもあります。
少しでも高い金額で買い取ってほしいというときは、多少の手間がかかることがありますが、2社以上から査定を受けるようにし、客観的に自分の愛車を評価してみるのもいいのではないでしょうか。
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Posted at 2014/07/22 11:59:41