2013年11月22日
ご存知ですか?タイヤの「偏摩耗」について
ご存知ですか?タイヤの「偏摩耗」について

偏摩耗は、タイヤが路面と設置する部分(トレッド)が部分的に摩耗したり、偏摩耗することをいいます。偏摩耗が生じてしまうと「振動」「騒音」の原因になったり、「タイヤの寿命が短くなる」などの問題が生じます。さらに、タイヤ本来の「曲がる」「止まる」性能にも悪影響を及ぼしますので、定期的にタイヤの状態をチェックする必要があります。

本日は、タイヤ偏摩耗の原因と予防方法についてご紹介します。


タイヤの偏摩耗の原因について



タイヤの偏摩耗が生じる原因は、主に
 (1)タイヤの空気圧が適正でない
 (2)ローテーション不足
 (3)アライメントの不適正

になります。


まず、タイヤの空気圧が不足していると、タイヤの両肩部(ショルダー部)が早く摩耗します。
両肩摩耗(ショルダー摩耗)と言われる現象ですが、空気圧不足以外にも過積載(過荷重)によっても生じることがあります。

逆に、空気圧が高すぎる場合は、トレッドの中央部分が早く摩耗します(センター摩耗)。センター摩耗は、排水性が悪く(雨の日にスリップしやすい)、ブレーキの効きも悪くなり、危険な状態になります。


次に、タイヤのローテーションを怠っていることが原因で、タイヤの偏摩耗が生じることがあります。タイヤのローテーションは、タイヤの装着位置を入れ替える作業のことをいいますが、偏摩耗を予防するために必要になるメンテナンスになります。

タイヤのローテーションをしないでいると、ヒール&トゥ摩耗(段減り)が生じます。ヒール&トゥ摩耗は、のこぎりの歯のような摩耗が生じるもので、空気圧不足によっても生じることがあります。

一般にタイヤのローテーションは、FF車とフルタイム4WD車は5000kmごと、FR車とパートタイム4WD車は10,000kmごとに実施する、とされていますが、山道を走行することが多い方は、早めに実施するようにしてください。


最後にアライメントが不適正であることが原因で、タイヤの偏摩耗が生じることがあります。アライメントは、ホイールの整列具合のことをいいますが、タイヤを溝に落としたり段差を乗り越える衝撃などで狂いが生じることがあります。

アライメントが適正でないと、ブロックの端が浮き上がるような摩耗(フェザーエッジ摩耗・羽状摩耗)やトレッドの片側だけが摩耗(片べり摩耗・片側摩耗)することがあります。

片べり摩耗は、コーナリング時にハンドルをとられたり、振動が生じることがあります。


タイヤの偏摩耗を予防するには?



DIYでタイヤの偏摩耗を予防するには、「タイヤの適性空気圧」を保つことと「定期的なローテーション」を怠らないことです。
前輪駆動のFF車はフロントタイヤ、後輪駆動のFR車はリアタイヤの摩耗が早く進みます。
洗車のときなど、ときどき点検をするようにし、異常が見つかったときはディーラーやタイヤ専門店に相談するようにしてください。





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参考リンク

Wikipedia [ホイール・アライメント]
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9B%E3%82%A4%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%83%88

TOYO TIRES [タイヤのローテーションって?]
http://toyotires.jp/tire/tire_18.html

オートバックス [タイヤのことならオートバックスに何でもご相談ください!]
http://www.autobacs.com/static_html/goods/ab_tire/index.html

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Posted at 2013/11/22 01:01:43

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