運転免許証の写真といえば、その「写真写り」を気にするケースが多くあります。数年間、本人確認書類として利用し続けるものですので、更新時の写真に気を使う気持ちもよく分かります。

そして、昨年からは持ち込み写真による、免許の更新もできるようになり、「自分で用意した免許証の写真」を利用することができるようになっています。

本日は、免許証の写真でＮＧとなるケースについて調べてみました。







免許証の写真を持参する場合、一定の条件を満たしていない場合に利用することを拒否されることがあります。その条件とは、

　1.カラー写真であること
　2.無帽で撮影されたもの
　3.正面を向いている
　4.上三分身が写っている
　5.無背景かつ単一色であること（背景色については、薄い「灰色・茶色・青色」のいずれか）
　6.サイズは、「縦3cm×横2.4cm」の縁なし
　7.申請前6か月以内に撮影したもの

の7項目です。

また、ＮＧとなる事例については、

　1.顔を傾けている
　2.正面を向いていない
　3.上三分身より大きい顔
　4.上三分身より小さい顔
　5.中心からずれている
　6.背景が明るすぎる
　7.背景が暗すぎる
　8.目が隠れている
　9.衣類で隠れる（頭や首）
　10.スナップ写真
　11.幅の広いヘアバンド
　12.笑い顔
　13.目を細めている
　14.目線が正面でない
　15.背景と同化
　16.背景が同一色でない

などがあると警視庁のサイトにありました。

また、これ以外にも
　・カラーコンタクトで眼の色が本人と異なるもの
　・写真を修整しているもの
　・サングラス、マスクを使用している
写真が不適切であるとされていました。


「カラーコンタクト」がＮＧというのは少し驚きましたが、他の項目については、もっともだなという印象を受けます。

警視庁：持参写真による更新手続案内
http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/menkyo/menkyo/kousin/kousin02_2.htm


上のリンク先に参考になる写真がありますので、興味のある方は確認してみてください。







少し疑問になり調べてみたのですが、かつらについては、普段からかつらを使用している場合は、装着したままでも認められているようです。

女性の化粧についても同じですが、普段、外出するときの状態に近い状態で写真撮影をするのが基本です。問題になる場合があるとすれば、

　・顔の輪郭が隠れたりする場合
　・装飾を目的としたウイッグ

について、注意されるケースがあるようです。

本人確認のための公的な書類に使用する写真ですので、細かい規定は多くあるようですが、かつら・化粧などについては柔軟な対応がされているようです。





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持参写真による更新手続案内
http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/menkyo/menkyo/kousin/kousin02_2.htm

Wikipedia [運転免許証]
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%81%8B%E8%BB%A2%E5%85%8D%E8%A8%B1%E8%A8%BC

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