自動車の改造パーツなどを購入するときに、保安基準(道路運送車両の保安基準)に適合させるため、
「車検対応」
と表示されたものを購入するようにしている方も多いと思います。
本日は、「車検対応」と表示されている場合でも、「車検対応でない」可能性があることの紹介になります。
■「車検対応」と表示するのは、業者の自由?
自動車の部品・後付けのパーツなどを製造している業者は、販売する商品に「車検対応」と表示する場合、あくまでも「独自の検査」で表示するかどうかを決定します。
したがって、「保安基準に適合しているだろう・・・」と製造業者が判断した場合でも、実は、保安基準に適合せず、そのままでは車検に通らない部品が流通している可能性があることになります。
そのため、実際に生じることは少ないとはいえ、「車検対応」という表示をそのまま信用することができない場合もある、ということになってしまいます。
したがって、保安基準に反しないドレスアップ・改造などを行うには、車検対応という表示以外にも、「どんな企業が作ったのか?」を調べ、製造業者の信頼性なども確認するようにした方が良いのでしょうか。
■マフラーならJASMA認定品を購入すれば大丈夫?
自動車のマフラーを購入する場合、「JASMA認定品」を選択する方が多いと思います。
JASMA認定品と表示されているマフラーは、独自の審査基準による認定を行っていますので、通常、保安基準に適合しない状態にはなりません。
しかし、JASMA認定品のマフラーであっても、その取り付け方法に不備があったりすると、車検に通らないだけでなく、取締りの対象となることもあります。
同様に、金属の腐食などが進んでくると、取り付け方法に不備がない場合でも、保安基準に適合しなくなってくることもあります。
したがって、「車検対応」あるいは「JASMA認定品」という表示があるからといって、
「車検は絶対に大丈夫!」
「問題があるわけがない!」
と過信するようなものではないことが分かります。
■対策は、保安基準に関心を持つこと?
「車検対応」という表示や「JASMA認定品」のマークがあるからといって、必ず保安基準に適合しているとはいえませんので、整備不良などと指摘されないためには、何らかの対策が必要です。
その対策で最も確実なのは、
「保安基準を読んでみる」
ことです。
よくQ&Aサイトで、「・・・車検は大丈夫ですか?」という質問を見かけます。
しかし、回答してくれる方が勘違いしていることもありますし、正しいかどうかの判断が付きにくい問題があるのも事実です。
唯一正しい情報を提供しているのは、保安基準そのものですので、一度、保安基準を読んでみて、ことあるごとに確認するようにするのが確実です。
保安基準は、それほど分量も多くありませんので、苦痛を伴うほどのものでもないと思います。
車検も取締りも"ルール"に基づいて行われていますので、ルールそのものを理解してしまうのが確実と思われます。
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【参考リンク】
道路運送車両の保安基準
http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S26/S26F03901000067.html
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Posted at 2013/05/01 01:01:24