2012年11月27日
クルーズコントロールと衝突回避システムの違いは?
クルーズコントロールと衝突回避システムの違いは?


クルーズコントロール」あるいは「オートクルーズ」という装備が付いている車両がありますが、乗ったことがある方も多いと思います。

クルーズコントロールは、高速道路などで"アクセルペダルから足を離した状態で一定の速度をキープ"することができたり、"一定の速度まで加速し続ける"ことができるような装置になります。





個人差もあると思いますが、クルーズコントロールの感覚に慣れていない方は、十分に注意して操作しないと"不安"を感じるものだと思います。

最新のクルーズコントロールでは、レーダーが付いて適切な車間距離を保持してくれるものや、白線を認識して車線から逸脱しないような機能をもったものなどもあります。

しかし、古い年式についたクルーズコントロールだと、私の場合は、不安なため、なかなか利用しようという気がしないものになります。




※トヨタ・クラウンエイトが、1964年に日本で初めてクルーズコントロールを採用した車両になります。



ところで、最近の技術で目立ってきたものに「衝突回避システム」があると思います。

衝突回避システムは、事故を回避するためのセンサーが備わったもので、富士重工業の「アイサイト」などが有名だと思います。

また、日産自動車の"魚の研究"による"ぶつからない技術"というのも興味がありますが、印象としては「最近になって、技術が発展した」ような気がすると思います。


しかし、実際には2009年5月に国土交通省による実質的な"規制緩和"で、利用することができるようになった技術と言えます。

これまでの解釈では、「ぶつからない技術を過信してしまうことで、重大な事故の危険性がある」と考えられていたそうです。


それが、2009年5月に「30km/h以下なら、ドライバーの過信を招かない」という判断が追加され、低速域での衝突回避システムの実用化が進んだものになります。

そして、その後に"30km/hまで"という制限も取り払われることになり、自動車メーカー各社で本格的な競争が始まったような印象がします。


個人的には、衝突回避システムが装備されていたとしても、"おまけ"程度の装備と考えると思います。

クルーズコントロールが40年以上も前から装備されているのに、衝突を回避してくれる機能に規制がかけられていたことの方が驚きだと思います。


いづれにしても規制の緩和一つで、これだけ市場の盛り上がりを見ることができるので、無駄な規制は少しでもなくすようにして欲しいものです。




Wikipedia [クルーズコントロール]
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%82%BA%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%AB

Wikipedia [プリクラッシュセーフティシステム]
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%97%E3%83%AA%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%82%BB%E3%83%BC%E3%83%95%E3%83%86%E3%82%A3%E3%82%B7%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%A0

国土交通省 [先進安全自動車(ASV)推進計画 報告書]※200ページ位あります…
http://www.mlit.go.jp/jidosha/anzen/01asv/resourse/data/asv4pamphlet_seika.pdf

Yahoo!ニュース<衝突回避システム>自動車各社の開発が加速
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121113-00000002-mai-bus_all
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Posted at 2012/11/27 01:02:48
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ヒョヒョヒョ。みん友さんが編集したwi ...」 From [ KiN’s WWW  ] 2012/11/27 23:02
この記事は、クルーズコントロールと衝突回避システムの違いは?について書いています。 (ノ゚ο゚)ノ オオォォォ- こちらのbLogは、拙者が愛読している、ごく少数の(m(_ _)mm(_ _)mm ...

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